タイトル等
宮本三郎 描かれた女性たち
―そのひと、そのしごと
会場
世田谷美術館分館 宮本三郎記念美術館
会期
2020-10-24~2021-03-14
休催日
毎週月曜日(ただし、祝・休日と重なった場合は開館、翌平日休館)、年末年始(12月28日~1月4日)、11月23日(月・祝)、1月11日(月・祝)は開館、11月24日(火)、1月12日(火)は休館
開催時間
10:00~18:00
(最終入館は17:30まで)
観覧料
一般200円(160円)、大高生150円(120円)、65歳以上/中小生100円(80円)
*障害者の方は100円(80円)、ただし小・中・高・大学生の障害者は無料。介助者(当該障害者1名につき1名)は無料。証明書をご提示のうえ、お申し出ください。 *( )内は20名以上の団体料金 *小・中学生は土、日、祝・休日は無料
概要
洋画家・宮本三郎(1905-1974)は生涯にわたって、数多くの女性像を描きました。モデルとなった女性たちに目を向ければ、その実像は時代によってさまざまです。絵画上の身体表現の追求のため、要求に応えポーズをとったのは、アトリエに呼ばれたプロのモデルたちでした。戦中の疎開時期など、そうしたモデルの手配が困難な時期には、妻や娘など家族が題材となり、家庭内の場面が描かれています。やがて戦後日本の復興期には、歌手や女優、バレリーナといった、華やかな表舞台で活躍する表現者たちが多く描かれました。また、浅草の踊り子など、エネルギッシュな都市文化の担い手たちを、舞台裏まで取材し描くこともありました。
作品にあらわされた女性たちは、それぞれ異なる社会的立場を持っています。宮本の絵筆は、そうした「役割」をまっとうする彼女たちの姿を描きながら、次第に、その奥底から輝き発せられるエネルギーをも表す方向性へとむかっていきました。理想化された美の体現ではなく、自らに内在する生の力を画面の外へも表出させるような、逞しさを感じさせる女性たち―画家・宮本を制作へと駆りたてたのは、そうした女性のなかにある強さだったのかもしれません。
宮本三郎の絵画を通して、描かれた女性たちそれぞれの存在と物語に思いをめぐらせてみませんか。
ホームページ
https://www.setagayaartmuseum.or.jp/annex/miyamoto/detail.php?id=my_exh00033
会場住所
〒158-0083
東京都世田谷区奥沢5-38-13
交通案内
■電車
東急大井町線・東横線 「自由が丘」駅 下車 / 徒歩7分
東急目黒線 「奥沢」駅 下車 / 徒歩8分
東急大井町線 「九品仏」駅 下車 / 徒歩8分

■バス
東急バス(園02) 世田谷区民会館~田園調布駅 「奥沢六丁目」 下車 / 徒歩1分
東急バス(渋11) 渋谷駅~田園調布駅 「奥沢六丁目」下車 / 徒歩1分
東急バス(園01) 千歳船橋~田園調布駅 「浄水場前」下車 / 徒歩10分

■当館には来館者用駐車場がございません。
お車でのご来館はご遠慮ください。
※障害者の方のための駐車スペースはございます (1台)。
ホームページ
http://www.miyamotosaburo-annex.jp/
東京都世田谷区奥沢5-38-13
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