タイトル等
小原古邨と明治の花鳥画
萩美の春は、超絶かわいい。
会場
山口県立萩美術館・浦上記念館
本館2階展示室
会期
2020-04-25~2020-06-21
前期4月25日(土)―5月24日(日) 後期5月27日(水)―6月21日(日)
※新型コロナウイルス感染防止のため、臨時休館やイベントを中止・変更する場合がございます。詳しくは当館ホームページをご覧ください。
休催日
月曜日(5月4日、6月1日除く)、5月7日(木)、26日(火)
開催時間
9:00~17:00
(入場は16:30まで)
観覧料
一般1,000円(800円)、70歳以上・学生800円(600円)、2回券1,500円
※( )は前売り、および20名以上の団体料金。
※18歳以下の方、および高等学校・中等教育学校・特別支援学校の生徒は無料。
※身体障害者手帳、療育手帳、戦傷病者手帳、精神障害者保健福祉手帳の提示者ととその介護者1名は無料。
※前売券、2回券はローソンチケット(Lコード61779)、セブンチケットでお求めになれます。
主催者
小原古邨展実行委員会(山口県立萩美術館・浦上記念館、読売新聞社、KRY山口放送)
協賛・協力等
後 援 ●山口県教育委員会、萩市、萩市教育委員会
特別協力 ●中外産業株式会社
概要
四季を彩る草花や樹木と愛らしい小鳥や小動物、身近な昆虫などを取り合わせて描く絵画を花鳥画といいます。小原古邨(おはらこそん)(1877~1945)は、日本画家の鈴木華邨(すずきかそん)に師事し,明治時代後半から花鳥画の版画を数多く手がけました。当初からその作品は欧米で高く評価されましたが、国内では古邨の作品を目にする機会もさほど多くありませんでした。近年ようやく再評価が行われ、にわかに国内の美術愛好家の注目を集めています。
日本人らしい繊細な感受性によって、身近な自然を詩情豊かに表現する古邨の花鳥版画。そこには江戸時代の浮世絵版画から継承する高度な木版技法が駆使されています。文明開化によって衰退の一途をたどる木版画の活路を欧米へとひらき、伝統的な技術を大正期に始まる新版画に伝えた木版画家として、古邨の存在は意義深いものです。
本展覧会では、明治期に活躍した浮世絵師や日本画家による花鳥版画、そして古邨の師である鈴木華邨、花鳥画の大家渡辺省亭(わたなべせいてい)などの日本画家による花鳥画をあわせて展示し、古邨とその時代の花鳥画の魅力をご紹介します。
イベント情報
●記念講演会
「小原古邨―雨の系譜 光の系譜」
日時:4月25日[土] 13:30~15:00
場所:当館講座室
講師:小池 満紀子氏 中外産業株式会社 美術担当、国際浮世絵学会 理事
※聴講無料 受付先着順

●ギャラリートーク
毎週日曜日 11:00~12:00
担当学芸員が見どころを解説します。

●普通展示のご案内
「郷愁の風景―川瀬巴水(かわせはすい)」
日時:4月14日[火]~6月21日[日]
休館日:月曜(5月4日、6月1日除く)、5月7日
大正から昭和に活躍した木版画家、川瀬巴水の詩情あふれる風景版画をお楽しみください。
展示替え情報
前期、後期で作品の展示替えを行います。
ホームページ
https://www.hum.pref.yamaguchi.lg.jp/exhibition/special/2020/06/041460.html
展覧会問合せ先
TEL:0838-24-2400
会場住所
〒758-0074
山口県萩市平安古町586-1
交通案内
◆ 萩市内から美術館へのアクセス

●萩・明倫センターから徒歩約5分、または萩バスセンターから徒歩約12分
●JR 東萩駅から タクシー約7分
●JR 玉江駅から 徒歩約20分
●JR 萩駅から 萩循環まぁーるバス(西回り:晋作くん)約30分

※市外からバスでお越しのお客様は、萩・明倫センター、または萩バスセンターで下車されるのが便利です。
※萩循環まぁーるバスは、萩市役所を起点に松陰神社方面をめぐる東回りと城下町方面をめぐる西回りの2つのコースがあります。美術館からは、西回りバス停「萩美術館 浦上記念館・萩城城下町入口」のご利用が便利です。
ホームページ
https://www.hum.pref.yamaguchi.lg.jp/
山口県萩市平安古町586-1
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