「湯河原十景」は、平松礼二画伯がこれまで関わってきた湯河原の風景を描きたいという思いから構想されたものです。2016年の春から制作がスタートし、2018年に20点の作品が完成、翌年当館で完成記念特別展を開催いたしました。関連事業として、来館者や町内小中学校の児童生徒の皆さんによる投票イベントを行い、その結果をふまえて候補作品の中から「湯河原十景」が決定しました。
今回は、「湯河原十景」のために描かれた作品20点の中から、季節や場所のバランスやテーマなどから「湯河原十景」に入らなかった作品を展示いたします。
平松画伯が残したいと願った自然あふれる湯河原の風景は、甲乙つけられるものではなく、個性的で秀逸な作品群です。ぜひこの機会に、画伯を魅了した四季折々の美しい風景をご覧ください。