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タイトル等: 堤加菜恵
ラプソディー
会場: ギャラリーギャラリー
会期: 2020-02-01～2020-02-16
休催日: 木曜
開催時間: 12:00～19:00
(最終日17:00まで)
概要: 堤加菜恵の新作を見て口を衝いたのは
「マテリアルの抽象」という言葉だった。
抽象的美術表現というのではない。使われた
絹と羊の原毛が濃緑、羊色、黒、茶などの
色として織りなされた矩形がそんな感じを与えたのだ。
丁寧な紡ぎと野生感ある原毛。その素材を
主張しつつ幾何学として構成する。
そこから表出される絹糸と羊毛というマテリアルに宿る
「自然の力」。その力を掬いあげるための技法。
堤のフィンランド滞在がそうした「力」を
発見させたのかもしれない。
―島本浣・美術史
イベント情報: ●五十嵐圭日子氏によるトークイベント(2月15日 19時～)
堤がフィンランド滞在中、五十嵐氏よりフィンランドの繊維開発や、日本が向かっている方向など、興味深い話を聴く機会がありました。昔から繊維は経済を動かせるものとして開発され続けています。日本とフィンランドの第一線でご活躍される五十嵐氏に、研究者の視点から現在と未来の繊維についてのお話を伺います。
ホームページ: https://gallery-gallery.com/堤%e3%80%80加奈恵-個展/