本年は江戸幕府開府400年にあたり、これを記念した展示を行い、江戸時代の板橋区の様子を知っていただくことを目的にしています。
展示は知行・支配・年貢・検地関係、板橋宿と中山道関係、鷹狩関係、町場の生活関係(仲宿遺跡)を柱とし、安井家文書(東京都指定文化財・当館所蔵)、飯田和夫家文書(当館所蔵)、飯田侃家文書(区登録文化財・当館所蔵)、徳川家康・秀忠朱印状(松月院所蔵)等を中心に展示しています。また、当時の板橋区の姿については、資料的な制約があることから文京区、港区などの旗本屋敷・鷹匠屋敷の発掘資料を借用し、江戸時代の全般の歴史を知る資料としています。