タイトル等
巨匠にみる「絵とは何か」展
会場
名古屋画廊
会期
2019-11-29~2020-01-18
休催日
日・祝休廊
開催時間
10:00a.m.~6:00p.m.
概要
中村彝《婦人像》について
婦人の姿をとらえる中村彝の伸びやかな筆致が、よくうかがえる晩年の作品である。表情や衣服が微に入り細に入り描かれているわけではなく、粗く見えるところもあるが、彝の筆が、ここで彼の心の動きと巧みに連動しているようにみえる。それがこの絵にある種の感慨や驚きを喚起して、彼の肖像画の大きな特徴となっている。一方で、色使いは、薄塗りながら洗練されており、画面に奥行と深い味わいを生み出していてすがすがしい。
彝は、不治の病と恐れられていた結核を罹っており、苦しい闘病生活を余儀なくされながら、短い生涯に、いくつかの忘れることの出来ない作品を残した。ミレーやゴッホの影響を受けて「芸術の無限感」を唱え、この作品のように「自然直写」(仏語でドュプレナチュール)を標榜し、いずれもが画面のマチエール(質感)に優れている。
この婦人像は、対看写象によって美しいマチエールを生み人々の心を引き付ける。それは、彼の絵に賭ける情熱のしからしめるところで、その清楚な表情には彼の特色が如何なく発揮されている。この作品を残して彝は37歳で没した。 金原宏行(元豊橋市美術博物館館長)
展示替え情報
(※会期中、展示替えを行います。)
会場住所
〒460-0008
愛知県名古屋市中区栄1-12-10
交通案内
【公共機関で…】
地下鉄東山線または鶴舞線で伏見駅下車(名古屋駅から地下鉄東山線で一駅)地下鉄伏見駅6番出口(御園座口)より直進約100メートル

【お車で…】
広小路伏見交差点を南へ約100m直進し、三蔵(みつくら)交差点の南西のカド ※お車は西隣の秋月パークをご利用ください。
ホームページ
http://www.nagoyagallery.co.jp/
愛知県名古屋市中区栄1-12-10
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