人間は愛を求める存在であると私は思っています。
しかし、求める人、もの、存在によって自らを幸福にしたり、不幸にすることもあります。
兄弟愛、家族愛、物質愛、異性愛など様々なものがありますが、それらの本質は何なのか。
なぜ人は愛がなければ生きられないのか。愛とは何なのか。
「愛」は目には見えない。
それはもしかしたら虚構的な自分だけの妄想の世界かもしれない。
しかし、私はそこから心情的な「愛」を感じたことを確信しています。
今私たちが生きているこの世界、様々な場所で愛が欠落しているように感じることがあります。
作品を描くことによって、まるで欠落したパズルにピースを埋め込むように、それを確かなもの
として誰かに届けたいという試みで創作活動を続けています。