タイトル等
令和元年度 アイヌ工芸品展
アイヌの美しき手仕事
柳宗悦と芹沢銈介のコレクションから
会場
宮城県美術館
会期
2020-01-25~2020-03-15
休催日
毎週月曜日(ただし2月24日は開館)、2月25日
開催時間
午前9時30分~午後5時
(発券は午後4時30分まで)
観覧料
一般1,000円(800円)、学生800円(600円)、小中高生500円(300円)
※( )内は前売および20名以上の団体料金
前売券販売所:宮城県美術館(販売期間2019年11月30日-12月15日、2020年1月22日-24日)
主催者
宮城県美術館、公益財団法人アイヌ民族文化財団
協賛・協力等
○特別協力:日本民藝館、静岡市芹沢銈介美術館
○後援:国土交通省、北海道教育委員会、公益社団法人北海道アイヌ協会、仙台市教育委員会、河北新報社、NHK仙台放送局、TBC東北放送、仙台放送、ミヤギテレビ、KHB東日本放送、エフエム仙台
概要
本当に美しいとは何か。
今から約80年前の1941(昭和16)年、民藝運動の主唱者である柳宗悦(そうえつ)は、アイヌの手仕事の美しさに着目し、日本民藝館で「アイヌ工藝文化展」を開催しました。作品選定と陳列を任されたのは、柳を師と仰いだ染色家の芹沢銈介(けいすけ)で、染織、木工芸など600点を紹介。これが芸術的観点からアイヌの造形美を取り上げた最初の展覧会となりました。さらに柳は、雑誌『工藝』(106号、107号)でアイヌ文化を特集し、「美しいのみならず、立派でさえあり、神秘でさえあり、その創造の力の容易ならぬものを感じる」とその造形世界を高く評価したのです。
「アイヌ工藝文化展」に展示されたアイヌコレクション(杉山寿栄男蒐集)の多くは、残念ながら戦災で焼失しましたが、アイヌの美に魅せられた柳宗悦と芹沢銈介は、その後、多くの衣装や工芸品を集め、それらは現在、日本民藝館、静岡市立芹沢銈介美術館などに受け継がれています。
この展覧会では、柳宗悦と芹沢銈介の眼によって蒐集されたコレクションを中心に展示し、壮麗で力強い造形美を紹介します。
イベント情報
◎講演会
「アイヌの美 柳と芹沢のまなざし」
日時:1月25日(土)14時~(90分程度)
講師:五十嵐聡美氏(本展企画委員会委員長)
会場:講堂(聴講無料)

◎まちなか美術講座
「アイヌの工芸」
日時:2月1日(土)13時30分~
講師:濱崎礼二(当館副館長)
会場:東北工業大学一番町ロビー2階

◎学芸員による展示解説
日時:2月15日(土)、2月24日(月・祝)、3月7日(土) いずれも14時~
観覧券をお求めの上、2階展示室入り口にお集まりください。

◎ふれて楽しむ~アイヌ文化
○国立アイヌ民族博物館PR展示+体験イベント
来春開館の国立アイヌ民族博物館の展示を先取り体験できます。
日時:3月8日(日)11時~16時
○ムックリ演奏体験
日時:3月8日(日)①10時~、②14時~
各回30分 先着20名
講師:早坂ユカ氏(アイヌ文化伝承者)
会場:共にエントランスホール
ホームページ
https://www.pref.miyagi.jp/site/mmoa/exhibition-20200125-s01-01.html
会場住所
〒980-0861
宮城県仙台市青葉区川内元支倉34-1
交通案内
>> 【公共交通機関をご利用の場合】
■ 地下鉄
仙台市営地下鉄 東西線
「国際センター駅」 西1出口から北へ 徒歩7分、
「川内」駅 北1出口から東へ 徒歩7分。

■ 路線バス
仙台駅西口バスプール15番乗り場より
730系統:市営バス川内営業所前行
739系統:(広瀬通経由)交通公園循環
のいずれかに乗車、「二高・宮城県美術館前」下車徒歩3分。
(仙台駅より所要約15分)

■ るーぷる仙台
仙台市内の観光スポットを結ぶ循環型バスです。
当館の最寄りには 「国際センター駅・宮城県美術館前」と「二高・宮城県美術館前」の2度停車します。

>> 高速道路をご利用の場合
東北自動車道・仙台宮城I.C.より仙台方面(仙台西道路)に入り、仙台城跡方面を経由して美術館へ。 I.C.より約15分。
ホームページ
https://www.pref.miyagi.jp/site/mmoa/
宮城県仙台市青葉区川内元支倉34-1
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