日本の南西に位置する沖縄は、“日本文化の古層が残る島じま”として語られることが多かったのですが、東シナ海の“あじまあ(十字路)”としてみると、諸外国との交易で活躍した海洋国家のすがたがうかびあがってきます。また、東西1,000km、南北400kmにおよび広大な海域に点在する島じまは、それぞれに個性的で魅力に富んだくらしと文化を形成し、驚くほど多用なすがたをみせてくれます。
今回の展示では、こうした沖縄のすがたを沖縄県立博物館の収蔵品を通して紹介します。これまでとは違ったあたらしい沖縄のすがたを発見してください。