タイトル等
戦国の庄内
―大宝寺・上杉・最上 争乱の果て―
知られざる、庄内の戦国時代
会場
致道博物館
会期
2019-08-13~2019-09-23
休催日
会期中無休
開催時間
午前9時~午後5時
(入館は午後4時30分まで)
観覧料
一般800円/高大生400円/小中生300円
※20名以上で団体割引有、常設展・庭園の観覧料含む
主催者
公益財団法人 致道博物館
協賛・協力等
共催 山形県・(公財)山形県生涯学習文化財団・鶴岡市教育委員会
後援 戦国史研究会
概要
戦国時代の庄内地域(現在の山形県・庄内地方)には、大宝寺(だいほうじ)(武藤)氏を中心とする諸領主が割拠(かっきょ)していました。地域内で争いが起きた際には、大宝寺氏を中心に話し合いを行い、解決の道を探りました。
元亀(げんき)・天正(てんしょう)年間(1570~1592)に入ると、山形の大名・最上(もがみ)氏や越後国の大名・上杉氏が庄内へ進出する動きをみせます。 両者は庄内を自らの権力下に取り込むため、対立しました。
織田、豊臣、徳川、全国的な統一権カの移り変わりは、ここ庄内にも大きな影響を及ぼしました。豊臣政権期には大宝寺氏が庄内から去り、上杉氏が支配するようになります。関ヶ原合戦以降は、元和(げんな)8年(1622)に改易されるまでの間、最上氏が57万石の大大名として庄内を治めました。

本展では、戦国時代の武将たちが作成した古文書(こもんじょ)を中心に紹介します。古文書は、作成者の意思や思惑、受取者との関係性など、多くの情報を今に伝える“時代の証言者”です。
古文書から戦国の世の実像に迫り、同時代資料の数々から当時を生きた人々の息づかいを感じることで、知られざる戦国時代の庄内を解き明かします。
イベント情報
①学芸員によるギャラリートーク
日時:8月24日(土) 14:00~(約1時間)
会場:当館美術展覧会場
申込:不要、直接会場へお越しください ※要入館料

②戦国史研究会鶴岡例会・研究報告
日時:9月7日(土) 13:30~16:40
会場:鶴岡市立図書館2階講座室
内容:中村亮佑氏「戦国期庄内の権力構造と上杉氏(仮)」
阿部哲人氏「天正年間における上杉景勝と南奥羽(仮)」
申込:不要、直接会場へお越しください
資料代:200円

③記念講演会「上杉謙信と出羽庄内」
日時:9月8日(日) 14:00~16:00
会場:鶴岡市立図書館2階講座室
講師:山田邦明氏(愛知大学教授・戦国史研究会代表委員)
申込:当館、または鶴岡市立図書館(0235-25-2525)
8月20日(火)より受付開始 ※先着順80名様まで

④土曜講座「戦国期庄内における地域領主の外交」
日時:9月14日(土) 14:00~16:00
会場:当館旧鶴岡警察署庁舎1階多目的ホール
講師:菅原義勝(当館 主任学芸員)
申込:当館 ※先着順50名様まで ※要入館料
展示替え情報
■前期(8/13~9/2)と後期(9/3~9/23)で展示替えを行います。
会場住所
〒997-0036
山形県鶴岡市家中新町10-18
交通案内
■ JR 鶴岡駅より バス10分 「致道博物館前」下車
■ 山形自動車道 鶴岡I.C.より 車で5分
■ 庄内空港より 車で20分
ホームページ
https://www.chido.jp/
山形県鶴岡市家中新町10-18
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