タイトル等
入門 墨の美術
―古写経・古筆・水墨画―
会場
静嘉堂文庫美術館
会期
2019-08-31~2019-10-14
休催日
毎週月曜日(ただし9月16日・9月23日・10月14日は開館)、9月17日[火]、9月24日[火]
開催時間
午前10時~午後4時30分
(入館は午後4時まで)
観覧料
一般1000円、大高生及び障害者手帖をお持ちの方(同伴者1名を含む)700円、中学生以下無料
※20名様以上の団体は200円割引
主催者
静嘉堂文庫美術館(公益財団法人 静嘉堂)
協賛・協力等
後援|世田谷区教育委員会
概要
「墨」は昔から身近で便利な道具でした。
奈良時代には仏教の広がりとともに、国家事業としても写経が盛んに行われ、それは明確な役割分担をした写経所のスタッフが担いました。平安時代、貴族は手習い(=習字)を大事な教養として学び、その和様の書は美しく装飾した料紙の上に流れるような線で書写されます。鎌倉時代にその萌芽がみられ、室町時代の禅宗文化や唐物の流行を象徴する水墨画は、墨のトーンを巧みに用い、鑑賞者を絵画空間へいざないます。
その時々でさまざまに用いられ、時代の美意識を如実に表現する墨。本展では、「古写経」「古筆」「水墨画」に注目し、多彩で奥深いモノクロームの世界をわかりやすく紹介します。
イベント情報
●講演会&トークイベント 会場|当館地階講堂 定員|120名 聴講料|無料(ただし、当日の入館券が必要) 申込方法|当日、開館時より整理券配布(1名様につき1枚)

1 「奈良時代の写経をひもとく」
日時|9月21日[土] 13:30~15:00(開場13:15)
講師|市川理恵氏(東京大学史料編纂所研究支援推進員、駒沢女子大学兼任講師)

2 「室町時代における水墨描法の確立」
日時|9月29日[日] 13:30~15:00(開場13:15)
講師|相澤正彦氏(成城大学教授)

3 河野元昭館長のおしゃべりトーク
「饒舌館長ベストテン―好みの墨絵―」を口演す
日時|9月14日[土] 13:30~15:00(開場13:15)

●列品解説(いずれの回も30分程度) (A)9月12日[木]、9月26日[木]は午前11時から (B)10月5日[土]、10月12日[土]は午後2時から
ホームページ
http://www.seikado.or.jp/exhibition/next.html
展覧会問合せ先
03-5777-8600(ハローダイヤル)
会場住所
〒157-0076
東京都世田谷区岡本2-23-1
交通案内
・東急大井町線/田園都市線(地下鉄半蔵門線直通)「二子玉川」駅下車、駅前④番バス乗場より東急コーチバス「玉31・32系統」で「静嘉堂文庫」下車、徒歩5分。または二子玉川駅のタクシーで約10分。
・小田急線「成城学園前」駅下車、南口バス乗場から二子玉川駅行きバスで「吉沢」下車、徒歩10分。
・駐車場が美術館前に約20台分あります。美術館入館のお客様は無料でご利用いだだけます。
ホームページ
http://www.seikado.or.jp/
東京都世田谷区岡本2-23-1
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