もう始まっている、もう止まらない・・・
The end of the world was only the bebinning*
アーツ前橋は「創造的であること」「みんなで共有すること」「対話的であること」の3つを活動コンセプトに、
コレクションや展覧会、地域アートプロジェクト、学校や福祉施設との協働など、
多岐にわたる取り組みをおこなってきました。
本展では、アーティストの山本高之とアーツ前橋の学芸員が〈美術〉を通じた学びとは何かを共に議論し、これからの
〈美術/美術館〉の役割について考えます。
「教育にはその時代、その地域の大人たちが思い描く未来像が反映されている」と山本は言います。
本展で発表される新作《ビヨンド2020 道徳と芸術》では、
市民と関わりながら作品制作をおこない、
SF映画のような世界観のなかで、教育と未来の関係性が示されていきます。
私たちの未来は、多様な「学び」を通して過去と現在が結びつけられ形成されます。
美術を通じた相互的な「学び」の先にはどんな世界が待っているのでしょうか。
*映画「AKIRA」より引用