タイトル等
空間に線を引く 彫刻とデッサン展
橋本平八から現代の彫刻家まで
会場
足利市立美術館
会期
2019-06-16~2019-07-28
休催日
毎週月曜日(ただし7月15日は開館)、7月16日(火)
開催時間
10:00~18:00
(入場は17:30まで)
観覧料
一般700(560)円、高大生500(400)円、中学生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金 ※6月16日(日)は「栃木県民の日」協賛で観覧無料となります。 ※各種障がい者手帳をご提示の方とその付添者1名は無料となります。 ※「あしかがいきいきパスポート」をお持ちの方、および両毛広域都市圏内にお住まいの65歳以上の方は無料です(住所・年齢を証明できるものをご提示ください) ※第3日曜日「家庭の日」(7月21日)は、中学生以下のお子さまを同伴のご家族は無料となります。
主催者
足利市立美術館、彫刻とデッサン展実行委員会
協賛・協力等
助成|一般財団法人 地域創造
協力|公益財団法人 足利市みどりと文化・スポーツ財団
概要
彫刻家は素材に働きかけ、何もない空間に作品を表します。彫刻を制作するにあたり、自身のイメージを定着させるためデッサンを描く場合があります。彼らが描いたデッサンは魅力に富んでおり、画家のデッサンにはない美しさがあります。この美しさはどこから来るのでしょうか。
おおむね画家の絵は、三次元を二次元で表現します。一方、彫刻家のデッサンは二次元から三次元を目指します。対象が空間にどのように働きかけるということが、常に彫刻家の念頭にあるからです。紙面は空間であり、いわば空間に線を引く感性です。これらの線は、対象の存在感、ものの粗密を表現しているように見えます。これを可能としているのは彫刻家の「手」(触覚)です。
彫刻家にとって、まず重要なのは触覚です。彫刻は視覚以前に触覚にうったえかける芸術です。彫刻家は触覚に導かれて作品を手がけます。画家と比べ彫刻家の手は、より触覚的です。彼らの手は描く以前に「触れる手」なのです。このような手によって描かれたデッサンはおのずと画家によるものとは異なります。彫刻家は空間から対象をすくい出すかのように描きます。描くことがすなわち触れることであり、視覚と触覚の連動があります。これが彫刻家のデッサンの特異な点です。そこには、画家のデッサンにはない様々な要素が見出せることでしょう。
本展はプロローグとして洋の東西の精神と造形を融合した橋本平八から始め、具象、抽象の現代彫刻家19人のデッサンと、それに関連する彫刻を展示し、その魅力と創作の秘密に迫るものです。
イベント情報
①対談「光を彫刻する」大森博之氏×青木野枝氏
7/6(土)14:00~ 場所:足利市立美術館多目的ホール 定員:60名

②ワークショップ「石を見立てる、石に描く」講師:長谷川さち氏
7/21(日)10:00~15時頃まで(お昼休憩あり)
場所:足利市立美術館多目的ホール集合 定員:15名(小学校高学年以上)
※渡良瀬川の河原で石を拾い、自由に何かに見立てて彩色します。汚れてもよい服、運動靴でご参加ください。帽子や日傘、昼食、石を入れる袋もご持参ください。(雨天の場合はあらかじめ用意した石を使います)

※①②は参加無料です。参加ご希望の方は電話[0284-43-3131]でお申込みください。定員になり次第締め切らせていただきます。
※展覧会観覧の場合は観覧券(高校生以上)が必要となります。

③学芸員による鑑賞ワークショップ
7/20(土)14:00~ 対象:小学生~一般

④学芸員によるギャラリートーク
6/29(土)・7/27(土)14:00~

※③④は参加は無料ですが、観覧券(高校生以上)が必要です。
※参加ご希望の方は当日午後2時に美術館入口受付までお集まりください。
ホームページ
http://www.watv.ne.jp/~ashi-bi/2019tyokoku.html
会場住所
〒326-0814
栃木県足利市通2-14-7
交通案内
電車:
JR両毛線「足利駅」・東武伊勢崎線「足利市駅」下車 徒歩10分
バス:
足利市生活路線バス「美術館前」下車
車:
北関東自動車道「足利I.C.」より15分、「太田・桐生I.C.」より20分
東北自動車道「佐野・藤岡I.C.」より40分
ホームページ
http://www.watv.ne.jp/~ashi-bi/
栃木県足利市通2-14-7
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