深見まさ子さんは、大学卒業後から二科展を中心に活動してきました。
これまで若手作家の支援、育成を目的とした損保ジャパン美術財団奨励賞を受賞するほか、
活躍を続けています。
深見さんは、大地や水といった自然から受けたイマジネーションをもとに、独自の画面構成、マチエール(絵肌)で半抽象化した心象作品を描いています。
近年は、日常よく描いているという花の具像的なモチーフを画面に組み入れることにより、力強さと繊細さを併せ持つ作品を創出しています。
当館での深見さんの展覧会は、平成19年以来2回目となります。実績を重ね、進化を続ける作家による二科展出品の近年作や新作を含む大作をご覧ください。