現代の「習い事」といえば、ピアノ、英会話、スポーツ、そろばん等があげられるでしょう。ワインやアロマテラピーなど習い事の種類もどんどん増えています。江戸の庶民も、茶道、書道、華道、香道、三味線など、現代の我々に負けないくらい熱心に「おけいこ」に通っていました。おけいこごとをテーマにした落語が多く書かれているおとからも、その熱心さがうかがえます。落語だけでなく、浮世絵版画にも「おけいこ」の様子が多く描かれています。
この展覧会では、浮世絵版画約20点を通して、江戸時代の「おけいこ」ごとを見ていきます。