タイトル等
みなそこのみや
漆造型 / 亀谷彩 × 空間造形 / 片山和彦
弓矢尽き 情けなきかな荒き浪 玉躰を沈め奉る
波の上は修羅なれど 波の下は都にて御心安んぜられ給うや
会場
GALLERY3・4 MARONIE
会期
2019-05-21~2019-06-02
休催日
月曜休廊
開催時間
12:00~19:00
日曜は午後6時まで
概要
漆を用いた道具仕立ての作品で、日常の「ケ」の空間を非日常の「ハレ」の場へと反転させる亀谷彩が今展示で選んだのは『平家物語』より安徳帝入水の場面。源平の合戦で平家方が壇の浦で破れ、安徳帝を奉じた平家一門がことごとく水底に沈むという物語をモチーフにして、波の上では弓矢の飛び交う修羅場だが、波の下、水底にはきっと平安な世界があると、修羅を平安へと反転するイマジネーションの力とその切実なる必要性を表現する。
それは幼い安徳帝を抱きしめ水底へと身投げした二位の尼が放った「波の下にも都の候ぞ」という言葉が喚起した切なる幻想。
イベント情報
特別公演『平家モノかたり』
5.25(土) 17:30 開場 / 18:00 開演 (会場は4F展示室)
料金1,500円 / 要予約 (23日までにworks@sky.sannet.ne.jpまで)
語り芸と琵琶の演奏によって平家物語の世界を演じます。展示はそのままで舞台となり、作品はもの語る道具となって、作品が表す世界観をよりリアルに感じていただけます。演者には京都を拠点にご活躍の語りの満茶乃さんと琵琶奏者の中澤龍水さんをお招きします。
ホームページ
http://www.gallery-maronie.com/exhibitions/gallery3/5919/
会場住所
〒604-8027
京都府京都市中京区河原町通四条上ル塩屋町
ホームページ
http://www.gallery-maronie.com
京都府京都市中京区河原町通四条上ル塩屋町
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