タイトル等
生誕一四〇年記念
背く画家 津田青楓とあゆむ明治・大正・昭和
会場
練馬区立美術館
2階 展示室1
3階 展示室2・3
会期
2020-02-21~2020-04-12
休催日
月曜日(ただし、2月24日[月・休]は開館、翌25日[火]は休館)
開催時間
10:00~18:00
(入館は17:30まで)
観覧料
一般1,000円/高校・大学生および65~74歳 800円/中学生以下および75歳以上無料
・一般以外の方(無料、割引対象者)は年齢等の確認できるものを受付にてご提示ください。
・20名以上の団体は、一般800円/高校・大学生700円
・障害者手帳をご提示の方(介添者一名まで)は、一般500円/高校・大学生400円

[観覧料相互割引]
特別展「あれもこれも 大江戸漫画づくし」
会期:2020年1月25日(土)~3月15日(日)
会場:練馬区立石神井公園ふるさと文化館(東京都練馬区石神井町5-12-16)
問合せ:03-3996-4060
※本展と上記展覧会にて相互割引を行います。会期中、それぞれの展覧会の半券を各館窓口でご提示いただくと、各種料金から100円引きでご覧いただけます。(1枚につき1名様有効)
主催者
練馬区立美術館(公益財団法人練馬区文化振興協会)
協賛・協力等
●特別協力|笛吹市青楓美術館 ●助成|公益財団法人三菱UFJ信託地域文化財団
概要
1880年(明治13)に京都市中京区に生まれた津田青楓(つだせいふう)(1880~1978、本名・亀治郎)は、1896年(明治29)に生活の糧として図案制作をはじめたことから画家人生の第一歩を踏み出します。歴史画家谷口香嶠に師事し日本画を学び、関西美術院では浅井忠らにデッサンを学んで、1907年(明治40)に安井曾太郎とともに渡仏。アカデミー・ジュリアンで修業します。帰国後の1914年(大正3)には二科会の創立メンバーになるなど洋画の世界で活躍し、後に洋画を離れ、文人画風ののびやかで滋味豊かな作品世界を展開していきました。
青楓は文豪夏目漱石に愛され、彼に絵を教えた画家であり、漱石らの本の装幀も数多く手がけました。また、写生にもとづく創造的な図案の試みや、随筆や画論など多岐にわたる文筆活動、それに良寛研究とその成果ともいえる書作品など、幅広い交流と旺盛な制作活動で知られています。しかし、さまざまな分野で足跡を残した青楓ですが、これまでまとまったかたちで作品やその生涯を紹介する回顧展は開催されていません。
青楓は、長生でもありました。青年時代には日露戦争に従軍し、203高地の激戦に居合わせ、その凄惨な体験を赤裸々に文芸雑誌『白樺』に発表しています。昭和初頭には、二科展に社会思想を背景とした作品を発表し、物議をかもしました。自由を求めて時代に対峙しつづけた青楓の作品は、その時代を知るための歴史資料としての側面も持ち合わせているでしょう。
本展では、交友のあった夏目激石と経済学者河上肇、それに私淑する良寛和尚と、青楓がもっとも影響を受けた3人を軸にしながら、作品や関連資料約250点を通して、明治・大正・昭和の時代を生きた画家津田青楓の生涯を振り返ります。
イベント情報
①講演会
「津田青楓の京都時代」
日時:2月29日(土) 15:00~16:30
会場:当館視聴覚室
講師:スコット・ジョンソン(関西大学名誉教授)
定員:中学生以上70名(要事前申込・抽選)
申込締切:2月14日(金)必着
◎参加には観覧券(当日以外の半券でも可)が必要です。

②講演会(貫井図書館共催)
「津田青楓の装幀本」
日時:3月21日(土) 15:00~16:30
会場:当館視聴覚室
講師:大貫伸樹(装幀家・装幀史研究家)
定員:中学生以上70名(要事前申込・抽選)
申込締切:3月6日(金)必着
◎参加には観覧券(当日以外の半券でも可)が必要です。

③ワークショップ
「刺繍小説 妄想図案をチクチクと」
日時:3月22日(日) 10:30~16:00
内容:青楓が装幀を担当した小説の一節をもとに、図案を考え、ハンカチに刺繍を施します。
会場:当館創作室
講師:神尾茉利(美術家)
対象:小学4年生~大人
定員:20名(要事前申込・抽選)
費用:1,000円(材料費)
申込締切:3月6日(金)必着

④鑑賞プログラム
「トコトコ美術館vol.30 テーマ:ほん」
日時:3月7日(土)【A】10:30~12:00 【B】14:00~15:30
3月8日(日)【C】10:30~12:00 【D】14:00~15:30
内容:テーマに沿った鑑賞と絵本の読み聞かせ、工作を行います。
会場:当館創作室
講師:当館学芸員
対象:3~6歳の未就学児+保護者
定員:各回5組(要事前申込・抽選)
申込締切:2月21日(金)必着
◎参加には当日の観覧券が必要です

⑤展覧会担当学芸員によるギャラリートーク
日時:3月26日(木) 15:00~ (40分程度)
◎事前申込不要

[申込み方法]
①イベント名(④はA~Dの別も)②住所③氏名(ふりがな)④年齢(学年)⑤電話番号を記入の上、①、②、④は往復ハガキまたは練馬区立美術館ホームページ(https://www.neribun.or.jp/museum/)の各イベント情報ページより申込フォームで、③は往復ハガキまたはEメール(event-museum@neribun.or.jp)にて練馬区立美術館へ。Eメールのタイトルは、「(希望イベント)申込」と記載すること。
①~③は1通のハガキ・Eメールで2名まで応募可。
④は1組(子ども1~2名+保護者1名)応募可(連名で記入)。
※1つのイベントにつき1通のハガキ・申込フォーム・Eメールで申込のこと。まとめての応募は不可。
展示替え情報
*会期中展示替えがあります
ホームページ
https://www.neribun.or.jp/event/detail_m.cgi?id=201912151576384229
会場住所
〒176-0021
東京都練馬区貫井1-36-16
交通案内
【鉄道】
西武池袋線 「中村橋」駅 徒歩3分
※改札は1か所です。改札を左に出て、線路沿いの道を石神井公園駅方面に130メートル先の右側です。

都心からも意外に近い!
・池袋駅から 16分 (西武池袋線 各駅停車利用)
・渋谷駅から 約30分 (東京メトロ副都心線直通 急行利用)
・有楽町駅から 約40分 (東京メトロ有楽町線直通 各駅停車利用)
・六本木駅から 約40分 (都営大江戸線利用、練馬駅で乗換)

【バス】
関東バス 「中村橋」停留所より 徒歩5分
・阿佐ヶ谷駅北口~中村橋 【阿01】系統 終点
・荻窪駅北口~中村橋 【荻06】系統 終点
・荻窪駅北口~練馬駅 【荻07】系統 「中村橋」下車
ホームページ
https://www.neribun.or.jp/museum.html
東京都練馬区貫井1-36-16
Webcat plus 展覧会タイトル等から関連資料を連想検索