タイトル等
特別展
文房四宝
清閑なる時を求めて
会場
大阪市立東洋陶磁美術館
会期
2019-04-06~2019-06-30
休催日
月曜日(4月29日、5月6日は開館)、5月7日(火)
開催時間
午前9時30分~午後5時
(入館は閉館の30分前まで)
観覧料
一般1,200(1,000)円、高校生・大学生700(600)円
※( )内は20名以上の団体料金 ※中学生以下、障がい者手帳などをお持ちの方(介護者1名を含む)、大阪市内在住の65歳以上の方は無料(証明書等提示)
主催者
大阪市立東洋陶磁美術館、NHKプラネット近畿、毎日新聞社
概要
中国において文人とは武人に対する名称であり、知性をもって政治を行う教養と仁徳を兼ね備えた、皇帝も含めた高級官僚を差しました。
文人は、書・文学・音楽・芸術のみならず、治山治水にも秀でていなくてはなりませんでした。
これら多岐にわたる知識体験を得るため「万巻の書を読み、万里の路を旅する」ことが必要とされました。
文房は、唐時代に読書の部屋、書斎を指すようになり、これら文人の修練の場でもあったのです。
この文房に備えられた大切な道具として挙げられるのが、筆・墨・硯・紙の「文房四宝」です。
そのほかにも文房具には、印材・筆架・筆筒・水滴・玉製品など様々な道具があり、これらは文房の主人の知性の高さを示し、研ぎ澄まされた美意識によって、選び抜かれたものでした。
文房とは文人たちの日々の修練の場でありましたが、煩雑な政治の世界から離れ、一人心静まる安らぎの場でもあり、そこには先人たちによって作り上げられた、俗界から離れた清閑なる時が流れていました。
そのひと時を求めて、文人たちは座右に選び抜いた文房具を集めたものです。
これらの品々は、現代の私たちをも清閑なる時へと誘うものといえましょう。
今回は、日本有数の文房具コレクションを中心に、中国の文人を魅了し続けた文房四宝の世界を、中国の明時代から清時代の文房具約150点をもって紹介します。
ホームページ
http://www.moco.or.jp/exhibition/upcoming/?e=528
会場住所
〒530-0005
大阪府大阪市北区中之島1-1-26
交通案内
・京阪 中之島線「なにわ橋駅」 1号出口すぐ

・地下鉄御堂筋線・京阪本線「淀屋橋駅」 1号出口、
地下鉄堺筋線・京阪本線「北浜駅」 26号出口
各駅から約400m 大阪市中央公会堂東側
ホームページ
http://www.moco.or.jp/
会場問合せ先
TEL.06-6223-0055
大阪府大阪市北区中之島1-1-26
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