- タイトル等
蕪村の愛弟子 応挙が一目置く存在=(それが)呉春(ごしゅん)
- 会場
- 西宮市大谷記念美術館
- 会期
- 2019-04-06～2019-05-12
前期:4月6日(土)―4月23日(火)後期:4月25日(木)―5月12日(日)
- 休催日
- 水曜日 ※5月1日(水・祝)は開館
- 開催時間
- 午前10時～午後5時
(入館は午後4時30分まで)
- 観覧料
- 一般800(600)円、高大生600(400)円、小中生400(200)円
●( )内は前売・20名以上の団体料金(いずれも税込価格)
●前売券はローソンLoppi(Lコード53746)で取り扱いまたは当館にて販売
●展覧会開催前日(4月5日(金))までの販売になります。
●西宮市内在住65歳以上の方は一般料金の半額(要証明書呈示)
●ココロンカード・のびのびパスポート呈示の小中生は無料
●心身に障害のある方及び介助者1名は無料(要手帳等呈示)
●割引付ちらし持参の方は一般800円を700円に割引
- 主催者
- 公益財団法人西宮市大谷記念美術館、毎日新聞社
- 協賛・協力等
- 後援 西宮市、西宮市教育委員会、NHK神戸放送局
- 概要
「四条派」とは呉春を祖とし、呉春やその門弟たちが京都四条通り周辺に居住していたことから、名付けられた画派の名称です。美しい花鳥画や四季折々の穏やかな風景、日常に即した風物。床の間に掛けて邪魔にならず、調度としても華やかで気がきいている。それこそが、呉春が活躍した時代の京都や大阪で望まれたものでした。その後、呉春の弟子の系譜に連なる画家たちが活躍を続け、更に時代に即応して、四条派は近代以降も日本画の一大勢力で在り続けました。
このたびの展示では、まず呉春の作品を中心に紹介いたします。呉春は幅広い画技を持ち、生涯に何度か画風を変えました。与謝蕪村(よさぶそん)に学び、模倣することで始まったその画業が、摂津国池田に居住して独自の発展を遂げ、さらに京都に戻って円山応挙(まるやまおうきょ)の影響のもと、新たな境地に達する変遷を辿ります。次に、同時期の円山派の絵師、源琦(げんさ)、山口素絢(やまぐちそけん)、吉村孝敬(よしむらこうけい)の作品を取り上げ、呉春との違いを見ていきます。更に卓越した呉春の三人の弟子、松村景文(まつむらけいぶん)、岡本豊彦(おかもととよひこ)、柴田義董(しばたぎとう)の作品により、四条派が発展していく兆しを、最後に西山芳園(にしやまほうえん)、上田公長(うえだこうちょう)ら大坂で活躍した絵師を紹介して、京都にとどまらなかった四条派の影響の広がりを検証します。呉春の画業から四条派へとつながる道筋を、本展によって辿っていただくことができれば幸いです。
- イベント情報
- 講演会「四条派の祖・呉春
ーその人物と作画、門人についてー」
2019年4月28日(日)午後2時～
講師:杉本欣久氏(東北大学大学院文学研究科 准教授)
定員:100名(小学生以上)
申込方法:2019年3月30日(土)午前9時から
電話(0798-33-0164)で受付開始(先着順)
スライドトーク
担当学芸員が画像を使って、展覧会と出品作品の細部を紹介いたします。
2019年4月20日(土)午後2時～
於:講堂/申込不要
ギャラリートーク
当館学芸員が展示室をまわりながら、作品の解説をいたします。
2019年4月7日(日)午後2時～
2019年5月3日(金・祝)午後2時～
申込不要
ワークショップ「篆刻で「春」を彫る」
日時:2019年4月13日(土)、14日(日)
各日午前10時15分～、午後2時～(所要時間2時間30分)
講師:寺本硃寧氏(印石・彫書 彫々葉)
参加費:1,000円
対象:中学生以上
定員:各回4名
申し込み方法:往復ハガキまたはメール(shijyohaws@otanimuseum.jp)に、氏名・年齢・住所・電話番号・希望日時を明記。1回の応募で2名まで。
3月25日(月)必着。詳しくはホームページをご覧ください。
コンサート
第170回オータニミュージアムコンサート
2019年4月21日(日)午後2時～
出演:増永花恵(ヴァイオリン)、増永雄記(ヴィオラ)
定員:100名(小学生以上)
申込方法:2019年3月29日(金)午前9時から
電話(0798-33-0164)で受付開始(先着順)
◆各イベントとも、すべて別途入館料が必要。
- 展示替え情報
- ※会期中に一部展示替をおこないます。
- ホームページ
- http://otanimuseum.jp/exhibition_190406.html
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