タイトル等
あるサラリーマン・コレクションの軌跡
~戦後日本美術の場所~
会場
周南市美術博物館
会期
2003-07-11~2003-09-21
休催日
月曜日(7/21・9/15は開館)、7/22、9/16
開催時間
9:30~17:00(入館は16:30まで)
観覧料
一般 800(700)円
大高生 500(400)円
中学生以下 無料
※( )内は20名以上の団体料金
※7/11~31は無料
主催者
周南市美術博物館、毎日新聞社、TYSテレビ山口
概要
日常生活において、われわれは様々な場面で美術作品に接していますが、特別に意識することはあまりありません。ましてや作品収集などは別世界のことと考えがちです。しかし本展で紹介する作品は全て、1960年代後半より一人のサラリーマンがこつこつと集めたもので、有名無名を問わず、コレクター自身の「こころ」に留まった美術作品のコレクションなのです。自身の感覚を信じ、ある意味でそれのみを拠り所として、一般的な市民生活において経済的に許す範囲で収集された作品群は、油彩画、日本画、版画、さらに具象、抽象を問わず幅広いジャンルにわたり、著名作家の初期作品や今までとりあげられる機会のなかった力のある作家の作品が結果として多数含まれることになりました。
所蔵家は、在野にありながら近・現代美術の資料を網羅的に収集し自宅において公開するなど、史料編纂者として、また近年は戦争記録画や藤田嗣治の研究で知られていますが、その美術作品コレクションは今までまとめて公開されることはありませんでした。
本展は、約1000点におよぶ美術作品コレクションのなかから、99作家、134点の作品を紹介することによって、一市民が集めた芸術作品という今まで省みられたことのない観点から近・現代日本文化を問いなおす企画です。
生活の傍らで作品と出会う瞬間に感じる「美」への共感に想いをはせ、さらに一介のサラリーマンが「戦後日本美術」に対してたてた爪痕を感じ取ることで、美術作品を「鑑賞すること」「集めること」に対する先入観がくつがえされるのは必至なのではないでしょうか。
ホームページ
http://s-bunka.jp/bihaku/
展覧会問合せ先
Tel.0834-22-8880 Fax.0834-22-8886
会場住所
〒745-0006
山口県周南市花畠町10-16
交通案内
○ JR 徳山駅から

徒歩 約20分

バス
徳山駅より 「バイパス経由のバス (【6】番乗り場)」、または「金剛山経由イオンタウン周南行き (【3】番乗り場)」に乗車 → 「動物園文化会館入口」下車 → 徒歩3分

タクシー 約5分

○ 山陽自動車道
徳山東ICから 国道2号線を西進、約10分
徳山西ICから 国道2号線を東進、約20分
ホームページ
http://s-bunka.jp/bihaku/
山口県周南市花畠町10-16
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