タイトル等
夏の日の思い出
会場
鎌倉大谷記念美術館
会期
2003-06-24~2003-08-30
休催日
日・月曜日(祝日は開館。月曜びが祝日の場合は開館し翌日休館)
開催時間
10:00~16:00
観覧料
大人 700円
大高生 500円
中小生 300円
主催者
鎌倉大谷記念美術館
概要
本展では、子供の頃に小川で水遊びをしたり、虫かごをもって昆虫採集した事など、自然と向かい合って過ごした夏の日の思い出を回想しながら、様々な夏を描いた作品を、日本画中心に、洋画、工芸等30余点ご覧頂きます。

日本画は、見事な一致で、流れ落ちる滝音までも感じられる栖鳳の「瀑布」、若々しく力強い植物の生命力を表現している御舟の「唐もろこし」、また細密描写の御舟の名品「木苺に蜂」等を展示いたします。
爽やかな夏の朝の空気を漂わせて、さり気なく置かれた2つの鉢植えを描いた土牛「朝顔」や、花色が白から紫へ変化する額紫陽花の様子を細やかに捉えた古径の「八仙花」等、夏を感じさせてくれる花々の作品も併せて展示いたします。
水の動きに応じて色彩を変化させながら、優雅に揺らめく鯉や水面の様子を描いた郷倉千靱の「水映」は、暑さの中にも涼を感じさせる佳品となっております。
用賀は、照りつける強い陽射しの中で散歩している婦人を描いたボナールの「散歩する2人の婦人」をご覧頂きます。西洋の陽射しをストレートに表現している作品で、涼味を感じさせる日本画とは違った、西洋の夏の捉え方が感じられます。
ユトリロの、白の時代の代表作である「サンノワ通り」と「サクレクール寺院」もご覧いただきます。また、「サンノワの風車小屋」は、白の時代にはめずらしく緑豊かな田園風景を描いた名品です。
工芸は、涼やかな草花模様を配し、自然への感情に溢れ、アール・ヌーボー様式を代表する作家ガレの日本では数少ない彼の初期の作品「エナメルガラスと花器」と、ガレ工房「プラム文様花器」をご覧いただきます。

鎌倉の夏の陽射しの中で、様々な夏を感じさせる東西の名品をお楽しみください。
ホームページ
http://www.komam.co.jp*公開は終了しています
会場住所
〒248-0017
神奈川県鎌倉市佐助1-1-20
交通案内
JR横須賀線・江ノ島電鉄鎌倉駅西口より徒歩10分
神奈川県鎌倉市佐助1-1-20
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