タイトル等
旧川崎銀行佐倉支店建築100年・矢部又吉生誕130年 記念
知られざる ドイツ建築の継承者
―矢部又吉と佐倉の近代建築
会場
佐倉市立美術館
会期
2018-11-03~2018-12-24
休催日
月曜日(ただし、12月24日は開館)
開催時間
10時~18時
(入館は17時30分まで)
観覧料
一般600(480)円 大学・高校生400(320)円 中学生以下無料
■( )内は、前売り及び20名以上の団体料金
■前売券は佐倉市立美術館・佐倉市民音楽ホール・佐倉市観光協会・JR佐倉駅前観光情報センター・ときわ書房志津ステーションビル店にて、11月2日(金)まで販売
■障害者手帳をお持ちの方とその介助者1名は無料です。
■市内在住の中・小学生には、学校を通じて、同伴者1名の無料券付観覧パスポートを配布します。
※11月16日(金)は、佐倉市教育の日・開館記念日につき観覧料無料
概要
矢部又吉(1888-1941)は、建築請負業の矢部國太郎の長男として横浜元町に生まれました。妻木頼黄に師事し、工手学校(現・工学院大学)建築科卒業翌年の明治39年(1906)にドイツに留学します。ドイツではシャルロッテンブルク工科大学(現・ベルリン工科大学)で学ぶかたわら、ドイツ人建築家リヒャルト・ゼールなどのもとで、実務を経験します。
帰国後は、父とともに建築事務所を開設し、昭和16年(1941)に53歳で没するまで200を超える建物の設計をしました。特に、川崎銀行で知られる川崎財閥の信任を得て、数多くの銀行建築を手がけましたが、その多くは、ネオルネッサンス様式を基調とした堅実なもので、矢部は日本におけるドイツ系の人脈の最期を飾る人物とされています。
佐倉市立美術館エントランスホールとして利用しているレンガ造りの旧川崎銀行佐倉支店(千葉県指定文化財)は、矢部の初期の作品で、建築以来100年にわたり地域の顔として親しまれています。
本展覧会は、この旧川崎銀行佐倉支店が2017年に耐震補強工事が終了したのを記念して、生誕130年を迎えた設計者・矢部又吉の仕事を振り返る初めての試みです。
また、あわせて佐倉に現存する近代建築や、佐倉にゆかりのある建築家を紹介します。
イベント情報
●ギャラリートーク
2018年12月8日(土) 14:00~
佐倉市立美術館2・3階展示室
申込不要 無料
※ただし当日の展覧会観覧券が必要です。

●県民芸術劇場公演 ミュージアムコンサート
2018年12月24日(月・休) 14:00~
主催 千葉県・佐倉市立美術館
出演 千葉交響楽団によ弦楽四重奏
〈ヴァイオリン:長尾裕子 荒巻美沙子/ヴィオラ:春木英恵/チェロ:山澤慧〉
ハンガリー舞曲第1番 ブラームス
歓喜の詩 ベートーヴェン
きよしこの夜 グルーバーほか
佐倉市立美術館 1階ロビー 申込不要 無料

●佐倉楽友協会によるミュージアムコンサート
(毎月第3日曜日)
2018年11月18日(日) 14:00~
2018年12月16日(日) 14:00~
佐倉市立美術館 1階ロビー 申込不要 無料

●たてもの見学会(東京篇)
2018年11月17日(土) 定員20名 要申込
詳細は佐倉市立美術館公式サイトでご確認ください。

●たてもの見学会(佐倉篇)
2018年11月24日(土) 定員20名 要申込
詳細は佐倉市立美術館公式サイトでご確認ください。

ボランティアによる対話型観賞会
●「ミテ・ハナソウ・カイ」(毎月第4日曜日)
2018年11月25日(日)、12月23日(日)
11:00~/14:00~ 申込不要 無料
※ただし当日の展覧会観覧券が必要です。
展示替え情報
※会期中に展示替えがあります。【前期】11/3~11/25 【後期】11/27~12/24
ホームページ
https://www.city.sakura.lg.jp/sakura/museum/exhibition/yabematakiti.html
会場住所
〒285-0023
千葉県佐倉市新町210
交通案内
・京成佐倉駅南口より 徒歩8分 または 「JR佐倉駅方面行」バスで「佐倉市立美術館」下車すぐ

・JR佐倉駅北口より 徒歩20分 または 「京成佐倉駅行」か「田町車庫行」バスで「二番町」下車すぐ
※<市役所経由>の場合「宮小路町」下車 徒歩5分。

・東関東自動車道「佐倉IC」より約5km・15分、美術館向かいに佐倉市駐車場あり(無料)
ホームページ
https://www.city.sakura.lg.jp/section/museum/
会場問合せ先
043-485-7851
千葉県佐倉市新町210
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