ユーモアあふれる「禅画」で知られる禅僧・仙厓(1750-1837)。実はその作品のほとんどは、還暦を過ぎた仙厓が博多・聖福寺の境内の一隅にあった虚白院へ隠棲して以降の約25年間に制作されました。手がけた画題も禅のテーマ以外に、庶民風俗・風景・動植物など多岐にわたります。“ご隠居”として悠々自適な生活を謳歌した第二の人生。その中で生み出された仙厓の「無法」の書画を通覧し、作品に込められた仙厓の心の内に迫ってみたいと思います。
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