企画展示室の展示に関連した作品を中心に紹介します。企画展の内容をもとに収蔵品もあわせてご覧いただくことで、美術作品の見方もより多角的になり、また、理解もより広く深いものになることと思います。
まず、郷土作家コーナーでは、「北九州芸術祭」での受賞作品を中心に、北九州市内の画家による洋画を特集展示します。
近代美術コーナーでは、モネ「睡蓮 柳の反影」、ルノアール「麦わら帽子を被った女」、ドガ「マネとマネ夫人像」のほか、日本の近代洋画を展示します。
東洋美術コーナーでは、「日本新工芸展」に関連して、豊田勝秋、仁科十朗などの作品を紹介します。
現代美術コーナーでは「聖母子と子供たち展」にあわせ、ジェイムズ・ブラウン「悲しみの聖母III(薔薇色)」ほか、バスキア、サロメ、シュナーベル等、80年代のニューペインティングを特集展示します。
また、テーマコーナーでは「植松奎二展 身体と眼差しへの思考 -'70sの写真・映像から新作まで-」にあわせ、植松奎二の彫刻作品「まちがって使われた机」ほか、植松の制作コンセプトを伺えるドローイング等を紹介します。
各企画展とあわせて是非、ご覧下さい。