タイトル等
西宮市大谷記念美術館の<展覧会とコレクション>
ひもとく美術館ヒストリー
展覧会の歴史はコレクションのヒストリー
会場
西宮市大谷記念美術館
会期
2018-06-09~0218-07-16
休催日
水曜日
開催時間
午前10時~午後5時
(入館は午後4時30分まで)
観覧料
一般500(400)円、高大生300(200)円、小中生200(100)円
*( )内は20名以上の団体料金(いずれも税込価格)
*西宮市内在住65歳以上の方は一般料金の半額(要証明書呈示)
*ココロンカード・のびのびパスポート呈示の小中生は無料
*心身に障害のある方及び介助者一名は無料(要手帳等呈示)
*割引券付ちらし持参の方は一般500円を400円に割引(複製不可)
7月16日[月・祝]は無料開館日
主催者
公益財団法人 西宮市大谷記念美術館
協賛・協力等
後援:西宮市、西宮市教育委員会
概要
美術作品を展示して展覧会を開催すること、作品を収集保存することは美術館の大きな役割です。そして、この二つの役割は深く関係し合っています。展覧会を期に作品を購入、または寄贈を受けて作品を収集することもあれば、まとまった作品の寄贈を受けて展覧会を開催することもあります。このたびの展覧会では、西宮市大谷記念美術館の展覧会とコレクションがどのように関わり合ってきたかを、過去の展覧会を振り返りながらご紹介いたします。

Part1 コレクション形成のはじまり
当館は開館当初より、大谷竹次郎氏より寄贈を受けたコレクションの核となっている近代絵画を中心とした展覧会と共に、西宮をはじめ阪神間で活躍した作家たちも取り上げてきました。そうしたなかで、展覧会とコレクションが直接結びつく大きなきっかけとなったのが1985年に開催した「伊藤慶之助遺作展」でした。記念すべき寄贈購入作品の第一号であった辻愛造(「没後10年 辻愛造回顧展」1973年)、伊藤慶之助(「伊藤慶之助遺作展」1985年)、大石輝一(「大石輝一展」1986年)、松井正、藤井二郎(「拡大常設展 松井正・藤井二郎展」1994年)、山下摩起(「没後20年 山下摩起展」1993年)他の展覧会と作品を紹介いたします。

Part2 作家とともに 展覧会、そしてコレクション
阪神淡路大震災以降、まだ展覧会に取り上げていなかった地元作家の展覧会を積極的に開催しました。「津高和一展」は震災前からの企画でしたが、作家が震災で亡くなり、追悼展として開催することになりました。その他、作家またはご遺族と密接に関わって展覧会を作り上げる過程で、作品の寄贈購入が行われました。津高和一(「津高和一【追悼】展」1996年 他)、荒木高子(「荒木高子展 いきざまを焼く」1996年)、渡辺一郎(「抽象との語らい 渡辺一郎展」1997年)、今竹七郎(「モダンデザイン・絵画の先駆者 今竹七郎展」1998年 他)、河野通紀(「河野通紀展」2001年)、山口牧生(「自然に近く 山口牧生展」2001年)、秦森康屯(「孤独と情熱の画家 秦森康屯展」2003年)他の展覧会と作品を紹介いたします。

Pick Up
展覧会の開催に関わらず、美術館では地元で活躍する作家の作品を1点ずつ購入した時期がありました。1975年度に12作家、さらに6作家の近作を購入しています。このとき購入した作品がのちの展覧会やコレクション形成のきっかけともなりました。
土岐国彦、松井正、藤井二郎、亀井貞雄、津高和一、亀高文子、渡辺一郎、河野通紀、須田剋太、今竹七郎、伊藤慶之助、大石可久也、元永定正、鴨居玲、西村功、松本宏、石坂春生、菅井汲
イベント情報
イベント情報 ※変更になる場合がございます
第167回オータニミュージアムコンサート バロック音楽への誘い
【日 時】2018年7月15日(日)午後2時~
【出 演】中山裕一(バロックヴァイオリン)、大谷史子(バロックヴァイオリン)、三島郁(チェンバロ)
【定 員】100名(先着順)
【対 象】小学生以上
【申込方法】2018年6月10日(日)9:00より電話(0798-33-0164)で受付。
*入館料が必要です。

担当学芸員によるギャラリートーク
当館学芸員による作品解説を行います。
【実施日】2018年6月10日(日)、7月14日(土) 午後2時~
【講 師】当館学芸員
*申込不要
*参加費無料ただし入館料必要

ワークショップ「世界にひとつの美術館ノートを作ろう!」
美術館にはきれいな物や不思議な物、面白い物がたくさんあります。美術館を探検して「お気に入り」を探してみよう!
見つけた「お気に入り」は自分で作ったノート(じゃばら型)にコレクションします。どんなノートができるかな?
【実施日】2018年6月24日(日)午後2時~(2時間程度)
【講 師】当館学芸員
【材料費】500円 *別途入館料が必要です
【対 象】小学生以上
【定 員】16名
【申し込み方法】往復ハガキまたはメールで受付 *応募者多数の場合抽選
詳細はこちら(http://otanimuseum.jp/wordpress_event/wp-content/uploads/2018/04/%E7%BE%8E%E8%A1%93%E9%A4%A8%E3%83%92%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%BCWS.pdf)
ホームページ
http://otanimuseum.jp/exhibition_180609.html
会場住所
〒662-0952
兵庫県西宮市中浜町4-38
交通案内
■ 公共交通機関で
●阪神沿線より (大阪方面より)
「西宮」で普通電車に乗り換え、次の駅「香櫨園」下車。
「香櫨園」からは南西へ徒歩6分。

●阪神沿線より (神戸方面から)
「御影」もしくは「芦屋」まで特急に乗車、普通電車に乗り換え「香櫨園」下車。
「香櫨園」からは南西へ徒歩6分。

●JR沿線より
「さくら夙川」下車。
国道2号線を西へ向かい、夙川沿いを南に下り、南西へ徒歩15分。

●阪急沿線より
特急に乗車、「夙川」下車。
夙川沿いを南に下り、南西へ徒歩18分。

■ お車で
美術館と国道43号線の間に専用駐車場(15台)がありますが、駐車まで長時間お待ちいただく場合もあります。
また近隣道路は駐車禁止です。
なるべく公共交通機関をご利用ください。

●大阪・京都方面から
阪神高速3号神戸線 武庫川出口 / 名神高速道路 西宮出口で神戸方面に向い、そのまま国道43号線を神戸方面(西行き)へ。
夙川を越えて約300m先「西宮市大谷記念美術館」標識を左折。

●神戸方面から
阪神高速3号神戸線 西宮出口を出て、そのまま国道43号線「戎前」交差点をUターンし神戸方面(西行き)へ。
夙川を越えて約300m先「西宮市大谷記念美術館」標識を左折。
ホームページ
http://otanimuseum.jp/home/index.html
兵庫県西宮市中浜町4-38
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