タイトル等
太陽の塔リニューアル記念
街の中の岡本太郎 パブリックアートの世界
会場
川崎市岡本太郎美術館
企画展示室
会期
2018-07-14~2018-09-24
休催日
月曜日(7月16日、9月17日、9月24日を除く)、7月17日、9月18日
開催時間
9:30~17:00
(入館は16:30まで)
観覧料
一般900(720)円、高・大学生・65歳以上700(560)円、中学生以下は無料
※()内は20名以上の団体料金
※常設展もあわせてご覧いただけます。
主催者
川崎市岡本太郎美術館
協賛・協力等
協力:岡本太郎記念館、株式会社大和証券グループ本社、髙島屋史料館、日本工業大学先進工学部情報メディア工学科、東京藝術大学バシェ音響彫刻修復プロジェクト、バシェ協会、有限会社デジアート
概要
岡本太郎が多面的な活動の中で、公園や学校などパブリックな空間に創作した作品は、全国に70ヵ所140点以上に及びます。岡本は、作品が個人の所有物となることを拒みつづけ、誰でもいつでも見ることの出来るパブリックな空間に作品を創り続けました。そこには「芸術のための芸術」ではなく、芸術が我々の日常空間にあって社会と芸術をつなげる不可欠な存在であり、人間の根源的歓びと感動を呼び覚ますという彼の芸術理念が貫かれていました。

本展は、日本万国博覧会テーマ館《太陽の塔》のリニューアルを記念して、岡本が生涯を通じて社会に打ち出したパブリック作品を俯瞰するものです。会場にはモザイクタイルを使った初期の作品から大阪・千里の《太陽の塔》、東京・渋谷の《明日の神話》をはじめとする全国津々浦々に創られた作品を、その原型、原画、スケッチ、写真等で紹介します。場との迎合を否定し、対立することでお互いの個性を生かすという岡本の作品に込められた思いと、社会に打ち出されたメッセージを知る機会となることを願っています。
イベント情報
展覧会にあわせ、1970年の大阪万博で展示されたバシェ音響彫刻のイベントを開催します。
バシェ音響彫刻とは
フランスのバシェ兄弟は音の実験と研究を重ね「音響彫刻」という いままでにない響きを持つ作品を創作しました。1954年以降MoMAなど 世界各地で展示され、日本には1970年の大阪万博・鉄鋼館プロデューサ ーだった武満徹氏に招聘され来日。10名ほどの日本人の助手と共に 17点の音響彫刻を創りました。それぞれの音響彫刻には、助手をして くれた日本人への感謝の気持ちを込めて、日本人の名前が付けられ ています。
バシェ音響彫刻には、同じかたちのものは世界に2つとありません。 万博終了後ほとんどが解体されましたが、2013年から作品の修復プロ ジェクトが開始され、これまでに6基が修復されています。
今回期間限定で展示される「勝原フォーン」は昨年2017年に東京芸術 大学バシェ音響彫刻修復プロジェクトにより修復されたものです。

■高田みどり・バシェ音響彫刻コンサート
打楽器奏者 高田みどりによるバシェ音響彫刻・勝原フォーンを使ったソロ・コンサート
日時:7月22日(日) 15:00~16:00
場所:川崎市岡本太郎美術館
出演者:高田みどり(打楽器奏者・作曲家・舞台芸術家)
料金:観覧料のみ

■永田砂知子・バシェ音響彫刻コンサート
打楽器奏者 永田砂知子によるバシェ音響彫刻・勝原フォーンを使ったソロ・コンサート
日時:7月29日(日) 15:00~16:00
場所:企画展示室
出演者:永田砂知子(打楽器奏者・即興演奏家)
料金:観覧料のみ

バシェ音響彫刻レクチャーと音響体験
東京藝術大学でバシェ音響彫刻修復の責任者を務める川崎義博が、バシェ音響彫刻の仕組みとこれまでの取組みをレクチャーします。希望者は勝原フォーンを実際に体験することができます。
日時:7月21日(土) レクチャー13:00~14:00 /音響体験 14:15~15:00
7月28日(土) レクチャー13:00~14:00 /音響体験 14:15~15:00
場所:レクチャー・ガイダンスホール/音響体験・企画展示室
講師:川崎義博(サウンドアーティスト、サウンドデザイナー)
料金:レクチャー・無料/音響体験・要観覧料
定員:レクチャー・80名/体験コーナー・25名
申し込み:音響体験を希望される方は、当日9:30~受付で整理券配布(先着順)

■甦れ!!バーチャルリアリティ 太陽の塔
日本工業大学の学生によるVRコンテンツの体験ワークショップ。 1970年万国博当時の「太陽の塔」と内部の「生命の樹」をVRで体験することができます。
日時:8月11日(土)~8月19日(日)(8月13日(月)を除く) 11:00~16:30
場所:企画展示室
料金:観覧料のみ

■モザイクアートを作ったろう!
太郎の様々な作品で用いられている「モザイクアート」をコースター作りで体験します。オリジナリティー溢れる作品を作ります。
日時:8月11日(土)、12日(日) 10:00~16:00まで
料金:1枚300円
定員:1日50名まで誰でも参加できます
場所:美術館ギャラリースペース

■ギャラリートーク
担当学芸員が会場をめぐり岡本太郎のパブリックアートについて解説します。
日時:8月25日(土)、9月16日(日)、9月24日(月)いずれも14:00~14:45
開場:レクチャー・ガイダンスホール/音響体験・企画展示室
料金:川崎義博(サウンドアーティスト、サウンドデザイナー)
会場住所
〒214-0032
神奈川県川崎市多摩区枡形7-1-5
交通案内
小田急線 向ヶ丘遊園駅から
岡本太郎美術館の最寄り駅は「小田急線 向ヶ丘遊園駅」です。
向ヶ丘遊園駅 は、新宿から、小田原・湘南方面への急行で約20分、普通電車で約40分です。
多摩急行、快速急行は向ヶ丘遊園駅に停まりませんのでご注意ください。
【徒歩】 約17分
南口から道なりに進み、ダイエーを左手に見ながら稲生橋交差点を渡ってください。そのまま直進し、生田緑地の入口から坂道を上がり、芝生広場の右手奥が美術館です。
【タクシー】
南口タクシー乗り場から、行き先を「生田緑地東口」ないしは「日本民家園まで」とご指定ください。生田緑地の入口まで4分程度、そこから徒歩で約5分です。
【バス】
南口ターミナルから川崎市バス「溝口駅南口行」(5番のりば・溝19系統)乗車、「生田緑地入口」で下車(約3分)、バス停より徒歩約8分です。
※1時間に1~2本の運行です。
北口ターミナルから小田急バス「専修大学行」乗車、終点「専修大学前」で下車(約10分)、バス停より生田緑地西口園路(通行可能時間 8:00~17:30)を通って徒歩約6分です。


JR南武線・小田急線 登戸駅から
徒歩では約30分かかりますので、小田急線に乗り換えて向ヶ丘遊園駅をご利用ください。
【タクシー】
タクシーをご利用の場合は、向ヶ丘遊園駅からとほぼ同料金です。ご利用の際は、行き先を「生田緑地東口」ないしは「日本民家園まで」とご指定ください。
【バス】
川崎市バス(藤子・F・不二雄ミュージアム経由)「生田緑地」行きに乗車、終点「生田緑地」下車(約16分)、バス停より徒歩約5分です。
※10時~16時台は1時間に1本程度の運行、藤子・F・不二雄ミュージアム休館日は運休です。


JR南武線 武蔵溝ノ口駅・東急田園都市線 溝の口駅から
川崎市バス「向丘遊園駅南口行」(2番のりば・溝19系統)に乗車し、「生田緑地入口」で下車(約20分)、バス停より徒歩約8分です。
※1時間に1~2本の運行です。


東急田園都市線 梶が谷駅から
東急バス「向ヶ丘遊園駅南口行」(1番のりば・向01系統)に乗車し、「飯室」バス停で下車(約17分)、バス停より徒歩約10分です。
※1時間に2~3本の運行です。


東急田園都市線・横浜市営地下鉄 あざみ野駅から
小田急バス「向ヶ丘遊園駅北口行」(1番のりば・向11系統)に乗車し、「専修大学入口・川崎ゴルフ場入口」バス停で下車(約10分)、進行方向右手の坂道を上がり、生田緑地西口園路(通行可能時間 8:00~17:30)を通ってください。


東名 川崎インターから
普通車両の場合は、川崎インターを左折し、二つ目の信号(犬蔵交差点)を右折してください。そのまま直進し(約7分)、平三叉路を中央に進み、生田緑地の「東口駐車場」(有料)をご利用ください。
※カーナビをご利用の場合には、行き先を「生田緑地東口駐車場」とご入力ください。
大型車両の場合(バスなど)は、川崎インターを左折し、尻手黒川線を清水台で右折。浄水場通りを根岸陸橋で右折、世田谷町田線を多摩警察署前で右折し、府中街道の稲生橋交差点を右折して生田緑地の「東口駐車場」(有料)をご利用ください。詳しくは生田緑地東口ビジターセンターへ:044-933-2300


国道246号線から
国道246号線の溝ノ口交差点(立体交差)を、東京方面からは右折、町田方面からは左折し、府中街道に入って、府中方面に直進してください(約15分)。稲生橋交差点を左折し(約2分) 生田緑地の「東口駐車場」(有料)をご利用ください。
※カーナビをご利用の場合には、行き先を「生田緑地東口駐車場」とご入力ください。
ホームページ
https://www.taromuseum.jp/
神奈川県川崎市多摩区枡形7-1-5
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