タイトル等
美濃加茂市・早稲田大学文化交流事業 10周年記念共催展
絵を通して見る坪内逍遙
会場
美濃加茂市民ミュージアム
企画展示室
会期
2018-02-10~2018-03-11
休催日
2月13日、19日、26日、3月5日
開催時間
午前9時~午後5時
観覧料
200円(高校生以下無料)
主催者
美濃加茂市民ミュージアム 早稲田大学文化推進部
概要
日本近代文学の先駆者であり、演劇文化の振興や教育、舞台資料の蒐集・研究など、幅広い分野で功績をのこした坪内逍遙(1859~1935年)。数々の偉業を讃えられる逍遙ですが、実はその多彩な仕事や生活の折々にはいつも絵がありました。
幼い頃から本を読むこと、絵を描くことが好きな少年でした。母親の影響で芝居に興味を抱いた逍遙は、挿絵の中の役者像にも親しみました。学生時代に文筆活動を始めた逍遙は、自作の小説の挿絵を画家に依頼する時、どのように描いてほしいのか絵と文字とで指し示す「指図」を描きました。舞台の構想を練る時には、多くの絵画や写真の図版を集めて考証を重ね、更に自分の理想像を絵で伝えようとしていました。そして逍遙の舞台制作の様々な場面に、多くの画家たちが関わっていたのです。
また、逍遙は浮世絵の蒐集家でもありました。早稲田大学にある演劇博物館には逍遙が蒐集と研究に力を注いだ芝居絵のコレクションがあります。この他にも、逍遙が早稲田大学に遺した様々な資料の中には、逍遙が常に絵画的なイメージを持ち続けて様々な活動をしていたことを物語るものが多くあります。
この展覧会では、逍遙が描いた絵や集めたものを通して、その美的な感性を探ります。逍遙が美を見い出し、追い求めた世界観を眺めることがこの展覧会の目的です。早稲田大学と美濃加茂市の文化交流事業10周年の記念展として、坪内逍遙に関する資料を多く収蔵する早稲田大学坪内博士記念演劇博物館と早稲田大学図書館、早稲田大学會津八一記念博物館、そして美濃加茂市民ミュージアムの所蔵品を展覧します。
イベント情報
関連企画1 ミュージアムフォーラム 「逍遙の絵ごころと画家たちとの交流」
内容:逍遙は絵画に深い関心を持ち続けました。作品の上演や出版に関わった画家たちとの交流を日記や書簡からたどります。
期日:平成30年2月18日(日曜日)
時間:午後2時~3時半
講師:松山薫氏(早稲田大学教育・総合科学学術院非常勤講師、早稲田大学演劇博物館招聘研究員)
会場:美濃加茂市民ミュージアム 研修室
参加料:無料
定員:42名
申し込み方法:当日13:30より受付

関連企画2 アートな1日講座「豆本づくり」
内容: 逍遙は豆本を好んで集めていました。手のひらにのる小さな豆本を作りましょう。
期日:平成30年3月4日(日曜日)午後1時~4時
時間:午後1時~4時
講師:当館学芸員
会場:美濃加茂市民ミュージアム 工芸室
参加料:500円
定員:20名
申し込み方法:当日12:30より受付

関連企画3 ミュージアムトーク
内容:担当学芸員が展示室をご案内いたします。
期日1:平成30年2月10日(土曜日)午前10時~11時、午後2時~3時
期日2:平成30年2月25日(日曜日)午前10時~11時
会場:美濃加茂市民ミュージアム
参加料:企画展観覧料
ホームページ
http://www.forest.minokamo.gifu.jp/tenrankai/29/2017_12.cfm
会場住所
〒505-0004
岐阜県美濃加茂市蜂屋町上蜂屋3299-1
交通案内
●鉄道
JR名古屋駅から美濃太田駅まで 東海道本線・高山本線経由、特急「ひだ」で約40分
美濃太田駅北口から 徒歩約17分

●自動車
名神高速道 小牧ICから 約35分
中央自動車道 多治見ICから 約35分
東海環状自動車道 美濃加茂ICから 約5分

●あい愛バス
JR美濃太田駅北口から 約8分
日本昭和村線 (月曜日~金曜日 1日3往復)
文化の森公園線 (土曜日・日曜日・祝日 1日7往復)
ホームページ
http://www.forest.minokamo.gifu.jp/
岐阜県美濃加茂市蜂屋町上蜂屋3299-1
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