春は、自然に開花、恵みの季節であり、近代の日本画においても、四季の美を感じ取る鋭敏な感性によって、早春、梅、桜、春雨など、多くの「春」のモチーフが取り上げられてきました。
本展は、富岡鉄斎、冨田溪仙、土田麦僊、村上華岳、入江波光など、近代の日本画家たちによって描かれた「春」をテーマにした作品約20点を、館蔵品の中から精選し展示致します。
●併催「近代の洋画」●
浅井 忠「風景」、岸田劉生「青年の首」、小出楢重「鏡のある静物」、梅原龍三郎「桜島」、国吉康雄「スザンナ」、須田国太郎「大山田神社附近」