タイトル等
COLLECTION2
しかめっつら ドーミエ流パリっ子図鑑
会場
伊丹市立美術館
会期
2018-01-13~2018-02-25
休催日
月曜日(但し2月12日は開館、翌13日休館)
開催時間
午前10時~午後6時
入館は午後5時30分まで
観覧料
一般300(240)円/大高生200(160)円/中小生100(80)円
※( )内は20名以上の団体割引料金
※兵庫県内の小・中学生はココロンカード呈示にて入場無料
※4市1町(伊丹市、川西市、宝塚市、三田市、猪名川町)の高齢者割引有(平日は60歳以上、土日祝は65歳以上)
主催者
伊丹市立美術館[公益財団法人いたみ文化・スポーツ財団/伊丹市]
協賛・協力等
共催:伊丹市教育委員会
概要
1830年代後半からオノレ・ドーミエ(1808-79)はいち早くパリの都市生活に取材し、人々の暮らしぶりを活写しました。“現代性”(モデルニテ)を帯びた一連の風俗諷刺画は、バルザックやボードレールといった文学者から称賛されたばかりでなく、リアリスム絵画の嚆矢となりドガやロートレック等後進の画家にも影響を与えました。
真実を捉える眼差しは、日々のニュースだけでなく人物描写にも遺憾なく発揮されます。当時文学の世界で流行した「生理学もの」にならい制作された連作《観相学画廊》(1836-37)や《パリっ子のタイプ》(1839-1843)では、パリっ子の様相や特徴をコード化するにとどまらず、動きや視線を交えて感情豊かに表現しています。そこにはよそ行きの顔ではなく、気どったり、眉をひそめたり、驚いては顔をしかめる素の表情が刻まれ、人間の本質そのものが照らし出されています。
─ ドーミエの笑いは率直にして闊達、彼の情け深さの徴(しるし)さながら輝き渡る─リアリズムの擁護者だったシャンフルーリーのこの言葉が示すとおり、パリっ子の表情を生き生きと描写した「しかめっつら」には、ドーミエの天賦の才と魅力が詰まっているといえるでしょう。
本展では、醜さをも魅力に変えた風俗諷刺画約100点を4つの連作を通してご紹介します。
ドーミエの面目躍如たる人物表現をご堪能ください。
ホームページ
http://artmuseum-itami.jp/jp/category/exhibition/current_exhibition/
会場住所
〒664-0895
兵庫県伊丹市宮ノ前2-5-20
交通案内
阪急伊丹駅より徒歩北東へ約9分/JR伊丹駅より徒歩北西へ約6分/阪急バス伊丹中央停留所より徒歩北へ約3分
ホームページ
https://itami-im.jp/
兵庫県伊丹市宮ノ前2-5-20
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