タイトル等
ヴォルフガング・ライプ展
会場
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
会期
2003-03-21~2003-06-15
休催日
会期中無休
開催時間
10:00~18:00(入館は17:30まで)
観覧料
一般 950(760)円
大学生 650(520)円
高校生以下 無料
※( )内は前売及び20名以上の団体料金
主催者
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、財団法人ミモカ美術振興財団、東京国立近代美術館、関西ドイツ文化センター
概要
現代のドイツを代表する美術家ヴォルフガング・ライプの本格的な個展を開催します。
大学で医学を専攻したライプは、近代の科学が人間の生と死、心や精神の問題を扱いえぬことに深く失望して芸術へと転じ、1970年代半ばに本格的な作家活動を始めました。1976年に、白い矩形の大理石板の上部をシャーレ状に削って牛乳を充たした《ミルク・ストーン》を発表して一躍注目をあつめ、数年後には、自宅周辺の野山で採集したタンポポやマツの花粉を床に四角形に敷きつめた作品などを開始、また1980年代になると、家の形をした大理石の彫刻と米や花粉を組み合わせた作品や、天然の蜜蝋パネルによる部屋や回廊のインスタレーション、さらに近年は、蜜蝋製の舟のインスタレーションなどを精力的に発表しています。
ライプは、若い頃からインドをはじめとするアジアや中近東諸国にたびたび滞在した経験をもち、東洋の文化や思想・宗教からさまざまな啓示を受けて、作品を制作してきました。彼が用いる素材は、一貫して牛乳・花粉・米(種子)・蜜蝋など、自然界において個体の死をより大きな生命の連鎖へとつなぐリンクともいうべき物質であり、そこには、大地(石)をも含めて、動物と植物、生物と無生物の違いすら超えた生と死への大きな連環への透徹したまなざしや思索が潜んでいるでしょう。
今回の展覧会では、蜜蝋で覆われた高さ約5mの巨大な立体作品《ジグラット》をはじめとして、《ミルク・ストーン》や花粉の仕事、そして大がかりな舟のインスタレーションなど、彼の代表作20点を展示いたします。
ホームページ
http://mimoca.org
展覧会問合せ先
TEL : 0877-24-7755 FAX : 0877-24-7766
会場住所
〒763-0022
香川県丸亀市浜町80-1
交通案内
◎ お車で
JR 丸亀駅前地下駐車場・2時間無料
(当館1階受付にて駐車券をご提示ください)

本州方面から
・(瀬戸大橋経由) 瀬戸中央自動車道 坂出北ICより 約10分
・(神戸淡路鳴門道経由) 高松自動車道 坂出ICより約15分

四国内の高速道路から
・高松自動車道 坂出IC・善通寺ICより 約15分

◎ 鉄道(JR)で
JR 丸亀駅下車、南口より 徒歩1分

・東京駅―(新幹線で約3時間20分)―岡山駅―(松山または高知方面行特急で約40分)―丸亀駅
・博多駅―(新幹線で約1時間40分)―岡山駅―(松山または高知方面行特急で約40分)―丸亀駅
・高松駅―(予讃線快速で約30分)―丸亀駅

◎ 飛行機で
高松空港から
高松空港―(タクシー約40分 / 乗合タクシー約50分 ※1 / リムジンバス約75分 ※2 )―丸亀
※1 高松空港シャトル便 (要予約/東讃交通株式会社)
※2 丸亀・坂出・空港リムジンバス (琴参バス株式会社)

岡山空港から
岡山空港―(リムジンバス約30分 ※3 )―岡山駅―(松山または高知方面行特急で約40分)―丸亀駅
※3 岡山空港リムジンバス (中鉄バス株式会社)、空港リムジン (岡電バス)

◎ 高速バスで
・[東京・横浜から] 夜行 (ハローブリッジ)
・[名古屋から] 夜行 (さぬきエクスプレス名古屋)
・[大阪・神戸から]昼行 (さぬきエクスプレス大阪)
・[福岡から] 夜行 (さぬきエクスプレス福岡)
ホームページ
https://mimoca.org
香川県丸亀市浜町80-1
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