タイトル等
Gallery F 2018 コレクション再発見
1 生誕110年 渡部菊二展
2 小川千甕と門間春雄 -福島の文芸と美術-
3 実践 福島県立美術館アートカード
会場
福島県立美術館
会期
2018-02-03~2018-03-04
休催日
2月5日(月)/13日(火)/19日(月)/26日(月)
開催時間
09:30~17:00
(最終入館は16:30)
観覧料
無料
主催者
被災地からの発信・心の復興支援事業実行委員会
協賛・協力等
平成29年度文化庁地域の核となる美術館・歴史博物館支援事業
概要
「Gallery F コレクション再発見」とは・・・
小さな展覧会を「Gallery F」と名付けました。
福島県立美術館は、1984年に開館して以来、約3800点の作品をコレクションしてきました。その中から、今まで紹介できなかった作品や新収蔵品を取り上げたり、テーマを絞って掘り下げたり、小さいからこそチャレンジし、コレクションの多様な魅力をご紹介しようという企画です。昨年から始まったこの企画は、今年度3つのGallery Fをオープンいたします。

1 生誕110年 渡部菊二展
渡部菊二(1907-47)は、福島県会津若松市に生まれ、主に戦前期に活躍した水彩画家です。1940年に春日部たすく(1903-85)らとともに水彩連盟を結成。明快な色彩と斬新な構図で新しい水彩画の方向を模索しました。また、持ち前の繊細な線描と優れたデザイン感覚で本の装幀や挿絵も手がけています。本展では生誕110年を記念し、当館所蔵の水彩画20点を中心に、近年新たに発見された挿絵原画などをご紹介し、菊二の画業を振り返ります。

2 小川千甕と門間春雄 -福島の文芸と美術-
小川千甕(せんよう 1882-1971、京都市生まれ)は福島県にゆかりの深い画家です。福島市瀬上のアララギ派歌人・門間春雄(1889-1919)や、会津若松、喜多方の文芸愛好家たちが、千甕たち画家を支援し、当地から多くの作品が生まれました。本展では、新規に寄贈された小川千甕の水彩・日本画作品、新規寄託となった門間春雄関係の書簡、「喜多方美術倶楽部」関係資料等によって、大正時代の福島を舞台にした、文芸と美術のネットワークをご紹介します。

3 実践 福島県立美術館アートカード
「アートカード」は、当館所蔵作品の画像をカード形式にした鑑賞用補助教材です。アートカードの様々な遊びを通して、多くの子ども達が美術作品に関心を深めていくことを目的とし、2017年度から教育機関への貸出をはじめました。
本展では、このアートカードを使って、桜の聖母学院小学校5年生の児童たちと小さな展覧会を開催します。あわせて、子ども達がテーマを元に作品を選び、展覧会が完成していくまでの授業風景などをパネルで紹介いたします。
イベント情報
[関連ワークショップ]
湧水画―わきみずが
2月11日(日)
10:30-15:00 ※お昼をはさみます
講師:古川弓子氏(美術家)
受講料:無料
対象:子ども~大人まで15名
※未就学児は保護者同伴/※先着順
申込締切:2月4日(日)
内容:福島県の湧き水をつかって水彩画を描き、切手を貼って、参加者ご自身や大切な人に郵送します。
※詳細はHPをご覧ください。

[関連トーク]
スペシャル・ギャラリートーク
「渡部菊二と水彩」
2月3日(土)14:00-15:00
講師:後藤學(喜多方市美術館館長)

担当学芸員によるギャラリートーク
1:2月10日(土)14:00-15:00
「小川千甕と門間春雄」
2:2月24日(土)14:00-15:00
「渡部菊二」

桜の聖母小学生によるギャラリートーク
2月17日(土)10:30-
※いずれも、企画展示室入口にお集まり下さい。
会場住所
〒960-8003
福島県福島市森合字西養山1
交通案内
●電車で―――JR福島駅東口より福島交通 飯坂線「美術館図書館前駅」下車 徒歩2分
●バスで―――JR福島駅東口より福島交通バス9番乗場から市内循環ももりん2コース「県立美術館入口」下車 徒歩3分
●タクシーで―JR福島駅東口、西口より約5分
●車で――――東北自動車道で福島飯坂I.C.より約15分、福島西I.C.より約20分
ホームページ
https://art-museum.fcs.ed.jp
福島県福島市森合字西養山1
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