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タイトル等: 開館35周年記念・日中国交正常化45周年記念開館35周年記念・日中国交正常化45周年記念特別展
唐代胡人俑(こじんよう)
シルクロードを駆けた夢

日本初公開、唐代胡人俑の最高傑作。
ゾクゾクするこの造形美!
会場: 大阪市立東洋陶磁美術館
会期: 2017-12-16～2018-03-25
休催日: 月曜日(1月8日、2月12日は開館)、1月9日(火)、2月13日(火)、12月28日～1月4日
開催時間: 午前9時30分～午後5時
※2017年12月22日(金)～24日(日)は午後7時まで開館
※入館はいずれも閉館の30分前まで
観覧料: 一般1,200円(1,000)、高大生700円(600)
※( )内は20名以上の団体料金 ※身体障害者手帳、ツルのマーク付健康手帳、大阪市敬老優待乗車証などをお持ちの方、中学生以下は無料
主催者: 大阪市立東洋陶磁美術館
甘粛省文物局
NHK大阪放送局
NHKプラネット近畿
朝日新聞社
協賛・協力等: 特別協賛:住友グループ
企画協力:上海優想文化伝播有限公司
協力:シーシーエス株式会社
概要: ミステリアス!!ユーモラス!!
唐時代(618-907)は中国史上かつてないほどの繁栄を見せ、都の長安(現在の陝西省西安市)は国際都市として世界各地から様々な人々や文物が集まりました。とりわけ「シルクロード(絲綢之路)」と呼ばれる陸路を通した西方文化の流入は、唐代の文化に大きな影響を与え、さらには我が国の正倉院宝物にもつながっています。
「胡人」と称される中央アジアを拠点に活躍したソグド人をはじめとした異民族は、早くから中国との商業活動に積極的に関与し、中国文化にも大きな影響を与えました。その証拠に、当時の墓にはエキゾチックな風貌の多種多様な胡人を表わした俑(副葬用の陶製人形)がしばしば副葬されました。
2001年に甘粛省慶城県で唐の游撃将軍・穆泰の墓(730年)が発見され、その中から彩色鮮やかで極めて写実的な造形の胡人俑などが出土して話題となりました。穆泰墓出土の胡人俑は、胡人の姿を生き生きと今に伝える唐代胡人俑を代表するものの一つといえます。
本展では、この穆泰墓出土の唐代胡人俑をはじめとした約60点の文物を日本で初めて紹介いたします。ミステリアスでユーモラス、そして斬新な魅力に満ちた唐代胡人俑を通して、シルクロードを駆け巡った胡人たちの息吹を感じていただければ幸いです。
なお本展に併せて、国立国際美術館所蔵の現代の人物彫刻約10点を展示する連携企画「いまを表現する人間像」展、ならびに特集展「中国陶俑の魅力」なども同時開催します。
イベント情報: ■館長講演会
「中国陶磁にみる人物表現(仮題)」
◎講師:出川哲朗(大阪市立東洋陶磁美術館館長)
◎日時:2017年12月17日(日)午後2時～4時(受付開始1時30分)
◎定員:70人事前申込制[申込締切:11月27日(月)必着]
◎場所:大阪市立東洋陶磁美術館・地下講堂
◎参加費:無料(ただし、本展の観覧券が必要)
※お申込方法とご注意
・往復はがきに、講演会の日時・住所・氏名・電話番号を明記の上、東洋陶磁美術館学芸課までご郵送ください(はがき1枚につき1名様有効)
・応募者多数の場合は抽選となります。
・お申込の際にご提出いただく住所・氏名などの個人情報は厳重に管理し、本事業の実施ならびに事務連絡以外は使用いたしません。

■連続講座
第1回「唐代胡人俑展への誘い」 2017年12月23日(土・祝)
第2回「中国陶俑の世界」 2018年1月21日(日)
第3回「唐代胡人俑の魅力」 2018年2月12日(月・祝)
いずれも午後3時～4時30分まで(受付開始2時30分)
◎講師:小林仁(大阪市立東洋陶磁美術館主任学芸員
◎場所:大阪市立東洋陶磁美術館・地下講堂
◎定員:70名(当日先着順)
◎参加費:無料(ただし、本展の観覧券が必要)

■イブニングレクチャー
2017年12月22日(金)、23日(土)、24日(日)
いずれも午後6時～6時30分(受付開始5時55分)
◎講師:小林仁(大阪市立東洋陶磁美術館主任学芸員)
◎場所:大阪市立東洋陶磁美術館・地下講堂
◎定員:70名(当日先着順)
◎参加費:無料(ただし、本展の観覧券が必要)
※その他の詳細は決まり次第、当館ホームページ(http://www.moco.or.jp)にて随時お知らせします。