タイトル等
徳島のコレクション 2017年度第2期
会場
徳島県立近代美術館
展示室1・2 他
会期
2017-07-22~2017-11-26
休催日
毎週月曜日(8月14日、9月18日、10月9日は開館)、9月19日、10月10日
観覧料
7月22日~ 8月31 日は「家族でおでかけ・節電キャンペーン」により所蔵作品展が無料でご覧いただけます。(7月21日は展示替のため休室)
11月3日~ 19日は「とくしま文化推進期間、関西文化の日」11月23日は「関西文化の日」により所蔵作品展が無料でご覧いただけます。
主催者
徳島県立近代美術館
概要
「特集」コーナーの他、収集方針に合わせて「20世紀の人間像」「徳島ゆかりの美術」「現代版画」のコーナーを設けています。
■ 特集 菊畑茂久馬の絵画
■ 20世紀の人間像
■ 現代版画
ことばときもち(7月22日[土]-8月20日[日])
きもちとすがた(8月22日[火]-9月18日[月・祝])
すがたときおく(9月20日[水]-10月22日[日])
きおくとながめ(10月24日[火]-11月26日[日])
■ 徳島ゆかりの美術
■ 祝 県立図書館100周年 コーナー展示「三宅克己・伊原宇三郎の著作」
(10月24日[火]-11月26日[日])

【特集 菊畑茂久馬の絵画】
今回の特集は菊畑茂久馬(1935~)の絵画を紹介します。
菊畑は徳島県出身の作家です。幼少期に福岡に移り、以降同地を拠点として制作を続けています。菊畑は1960年代初め、前衛グループ「九州派」に参加。メンバーの中でも注目された存在でした。しかし、60年代半ばより徐々に作品の発表をしなくなりました。そして、83年、約20年ぶりとなる絵画の個展で200号の大作絵画の連作<天動説>を発表しました。この長い時間をかけて、菊畑は独自の絵画を模索し続けていたのです。その後、現在に至るまで9つの大作絵画の連作を発表しています。今回は、その中から中から初期の<天動説>、<月光>、<月宮>の連作から作品を紹介します。

【20世紀の人間像】
今回は、特集で菊畑茂久馬の絵画を紹介するのに合わせて、菊畑と同世代(1930~40年生まれ)の作家たちの作品を紹介します。この世代の特徴としては、1960年代初め、絵画とか彫刻の概念からすれば異質な素材を使用した「反芸術」という動向を出発点としている作家が多くいることです。篠原有司男(1932~)はその代表的な作家の一人です。一方で、グラフィック・デザイナーとして活躍していた?尾忠則(1936~)もこの世代の作家です。出発点の異なる作家たちを合わせて紹介することで、世代内での多様さをご覧いただきます。あわせて、定番のピカソの作品も紹介します。

【現代版画】
「ことばときもち」 会期:7月22日(土)~8月20日(日)
「きもちとすがた」 会期:8月22日(火)~9月18日(月・祝)
「すがたときおく」 会期:9月20日(水)~10月22日(日)
「きおくとながめ」 会期:10月24日(火)~11月26日(日)
今期のテーマ「ことば遊び」のように仕立ててみました。しりとりのイメージの繋がりも楽しんでください。

【徳島ゆかりの美術】
今回は、伊原宇三郎や石丸一の油彩画、アクリル絵具も併用した谷川泰宏の絵画をご紹介します。また、展示替えをしながら、三宅克己の水彩画、夏と秋の風景を表した市原義之の日本画、阿波の国図をイメージした森山智己に日本画をご覧いただきます。
また、祝 県立図書館100周年 コーナー展示「三宅克己・伊原宇三郎の著作」を10月24日(火)~11月26日(日)の会期で開催いたします。

このほかに、美術館ロビー、屋外展示場、彫刻の小径に展示します。
・都合により内容が変更になる場合もあります。
イベント情報
ポイント解説 菊畑茂久馬の絵画
2017年7月30日[日]
学芸員によるポイント解説です。※「徳島のコレクション 2017年度第2期」関連の催しです。
【とき】14:00~14:20
【ところ】展示室1
【講師】吉川 神津夫[上席学芸員]
【参加対象】どなたでも
【参加費用】無料
【申込先】申込みは不要です。直接会場へお越し下さい。
【お問い合わせ】近代美術館 088-668-1088
この催しは県立総合大学校「まなびーあ徳島」文化芸術学部の講座です。参加1回につき1単位取得できます。

展示解説 20世紀の人間表現
2017年9月10日[日]
学芸員による展示解説です。※「徳島のコレクション 2017年度第2期」関連の催しです。
【とき】14:00~14:45
【ところ】展示室1
【講師】吉川 神津夫[上席学芸員]
【参加対象】どなたでも
【参加費用】観覧券が必要
【申込先】申込みは不要です。直接会場へお越し下さい。
【お問い合わせ】近代美術館 088-668-1088
この催しは県立総合大学校「まなびーあ徳島」文化芸術学部の講座です。参加1回につき1単位取得できます。

レクチャー 菊畑茂久馬の制作
2017年10月1日[日]
※「徳島のコレクション 2017年度第2期」関連の催しです。
【とき】14:00~15:00
【ところ】講座室
【講師】吉川 神津夫[上席学芸員]
【参加対象】どなたでも
【参加費用】参加無料
【申込先】申込みは不要です。直接会場へお越し下さい。
【お問い合わせ】近代美術館 088-668-1088
この催しは県立総合大学校「まなびーあ徳島」文化芸術学部の講座です。参加1回につき1単位取得できます。

こども鑑賞クラブ 菊畑茂久馬の世界
2017年10月7日[土]
小学生対象の鑑賞ツアー。
【とき】14:00~14:45
【ところ】展示室
【講師】学芸員ほか
【参加対象】小学生(保護者同伴可)
【参加費用】無料(保護者は要観覧券)
【申込方法】申込不要
【申込先】当日14時までに2階美術館ロビーで受付をしてください。
【お問い合わせ】近代美術館 088-668-1088
ホームページ
http://www.art.tokushima-ec.ed.jp/article/0008574.html
会場住所
〒770-8070
徳島県徳島市八万町向寺山 文化の森総合公園
交通案内
[美術館周辺]

お車で国道55号からお越しの場合
徳島南環状道路を使うと便利です。
国道55号・大野橋の南、大野交差点から「徳島南環状道路」を西へ進んでください。「文化の森IC」から直接、公園内へ進入できます。
※ご注意 国道55号の「文化の森総合公園」案内標識は、大野橋の北詰にあります。(北詰で曲がった場合は、園瀬川の北岸ルートから到着することができます。)
「上八万・一宮方面から東向きの徳島南環状道路には、文化の森への出口がありません。また文化の森からは東向き路線のみ合流できます。」

JR徳島駅からバス利用

徳島市営バス 徳島市交通局(088-623-2154)
1. 徳島市営バス 3番のりば「文化の森」行き直通バスに乗車し18分、終点「文化の森」で下車。
2.徳島市営バス 3番のりば「しらさぎ台」行き、「一宮」行き、または「天の原(入田)」行きに乗車し16分、「園瀬橋」下車。徒歩約10分。
※平成23年9月末で、「市原」からのシャトルバスは廃止されました。

徳島バス(088-622-1811)
徳島バス 4番のりば「仁井田西」行き、または「佐那河内線 神山高校前」行きに乗車し16分、「園瀬橋」下車。徒歩約10分。

※JR文化の森駅からは、徒歩で約35分(2km程度)です。タクシー・バスの便はありませんので、ご注意ください。

[徳島阿波おどり空港・高速バス]

徳島阿波おどり空港から市内
連絡バス
徳島駅まで約30分。料金430円

高速バス
高速バスが各地から運行しています。
高松・松山・高知 | 関西 | 岡山・広島 | 名古屋 | 東京
ホームページ
https://art.bunmori.tokushima.jp/
徳島県徳島市八万町向寺山 文化の森総合公園
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