タイトル等
2002年度ヤング・ポートフォリオ
Young Portfolio Acquisitions 2001
会場
清里フォトアートミュージアム
会期
2003-01-25~2003-04-20
休催日
火曜日(祝日の場合はその翌日)
開催時間
10:00~18:00(入館は17:30まで)
観覧料
一般 800(600)円
学生 600(400)円
中高生 400(200)円
※( )内は20名様以上の団体料金
※家族割引/1200円(2名以上~6名様まで)
主催者
清里フォトアートミュージアム
概要
2002年度ヤング・ポートフォリオには、世界39カ国より581名の1521作品(6228枚)の応募がありました。2002年度選考委員、田沼武能氏、桑原史成氏、細江英公(館長)による選考の結果、121名による142作品(303枚)を収蔵作品として購入いたしました。
「写真で、いったい何ができるとぉ」。報道写真家を目指し、水俣病の撮影に挑んだ23歳の桑原史成が、現場で医師から投げかけられた問いでした。また、20代で独立し、多忙を極めていた田沼武能に、師匠の木村伊兵衛は「自分の写真を撮らないとチューインガムのように捨てられるよ」と。やがてそれぞれが「自分の写真」を求めて疾走を始めます。
「写真を撮る」ことを通して、周囲を視覚的に再構築しながら自己を取り巻く世界を見つめる、あるいは自己を解体しながら確かな部分を探り、読み取ろうとする。実験や発見を繰り返し、やがて従来の写真の視野をより開示する世界を形づくっていくことに繋がっていくのでしょう。
2002年度ヤング・ポートフォリオに特徴的に見られたのは、デジタル・イメージの応募がさらに増えたことです。技術がより生活に密着していく中で、デジタルによって初めて定着される未知の世界を強く求める、意欲的な試みが多く見られます。デジタルによる映像表現の領域の拡がりは、新たな「冒険」の始まりを予感させています。記憶や想起を記録する写真 ―それを支える特性の異なった技術。デジタルとアナログの混在する多様な写真群の中に見る、脈打つエネルギーの存在を確かに感じていただけることでしょう。
ホームページ
http://www.kmopa.com/
展覧会問合せ先
TEL.0551-48-5599
会場住所
〒407-0301
山梨県北杜市高根町清里3545-1222
交通案内
車:中央自動車道須玉ICより車で約20分
中央自動車道長坂ICより車で約20分
JR:JR中央本線小淵沢駅にてJR小海線乗り換え
清里駅下車、車で約10分
山梨県北杜市高根町清里3545-1222
Webcat plus 展覧会タイトル等から関連資料を連想検索