タイトル等
田嶋悦子展
Records of Clay and Glass
会場
西宮市大谷記念美術館
会期
2017-06-10~2017-07-30
休催日
水曜日
開催時間
10:00~17:00
(入館は16:30まで)
観覧料
一般500円、高大生300円、小中生200円
*ココロンカード・のびのびパスポート呈示の小中生は無料
*心身に障害のある方及び介助者1名は無料(要手帳等呈示)
*西宮市在住65歳以上の方は一般料金の半額(要証明書)
*ちらし割引券持参の方は一般500円を400円に割引(複製不可)
*20名以上の団体は各料金から100円割引
主催者
西宮市大谷記念美術館
協賛・協力等
後援|西宮市、西宮市教育委員会
概要
陶とガラスを素材に生命感あふれる表現を生み出す美術家、田嶋悦子の個展を開催します。
田嶋悦子は1959年大阪市に生まれ、1981年大阪芸術大学工芸学科陶芸専攻を卒業。「YES ART」や「アート・ナウ」など、関西の若手の現代美術家によるグループ展に、陶による巨大なインスタレーションを発表し、注目を集めました。しかし1990年代に入ると、それまでの装飾的な要素を一切削ぎ落としたミニマルな作風へと移行。その後、陶とガラスを接合したのびやかな形状のオブジェクトー《Cornucopia》シリーズを生み出します。そして、このシリーズで確立した独自の造形手法が高く評価され、現在、国内外の多くの美術館に作品が収蔵されています。
一方で、田嶋悦子は1980年代から一貫して、展示空間を構成するインスタレーションと呼ばれる美術表現に関心を向けてきました。それは、ただ個別の作品として存在するだけにとどまらない陶表現のあり方を探求する試みです。熱帯の花や樹木を思わせる巨大な陶作品をならべた初期の《Hip Island》、群生する花々が一斉に地表から伸び上がっているかのような近年の《Flowers》からは、作品が持つ生命感を周囲の空間に押し広げようとする強い意志が感じられます。また、新作のインスタレーション《Records》では、粘土という素材を、存在、時間、行為、感情などを転写し、記録するメディウムとして新たにとらえ直そうとしています。
陶の持つ独自性を生かしつつ、美術表現としてどのような可能性を切り開くことができるのか。本展では、田嶋作品の造形的特徴を示す《Cornucopia》シリーズのほか、1980年代から新作までのインスタレーションを中心に約15点を展示し、陶芸の新たな地平を目指す田嶋悦子の挑戦に迫ります。
イベント情報
田嶋悦子 アーティストトーク
6月24日[土]、7月29日[土]
14:00-15:00
申込不要、定員100名(先着順)

担当学芸員によるギャラリートーク
7月1日[土]、7月15日[土]
14:00-15:00
申込不要

第163回オータニミュージアムコンサート
「マリンバ&ピアノによるデュオコンサート」
出演|中田麦 ほか
6月25日[日]14:00-15:30
要申込、小学生以上、定員100名(先着順)
申込方法|6月1日[木]9:00より
電話(0798-33-0164)で受付
ホームページ
http://otanimuseum.jp/exhibition_170610.html
会場住所
〒662-0952
兵庫県西宮市中浜町4-38
交通案内
■ 公共交通機関で
●阪神沿線より (大阪方面より)
「西宮」で普通電車に乗り換え、次の駅「香櫨園」下車。
「香櫨園」からは南西へ徒歩6分。

●阪神沿線より (神戸方面から)
「御影」もしくは「芦屋」まで特急に乗車、普通電車に乗り換え「香櫨園」下車。
「香櫨園」からは南西へ徒歩6分。

●JR沿線より
「さくら夙川」下車。
国道2号線を西へ向かい、夙川沿いを南に下り、南西へ徒歩15分。

●阪急沿線より
特急に乗車、「夙川」下車。
夙川沿いを南に下り、南西へ徒歩18分。

■ お車で
美術館と国道43号線の間に専用駐車場(15台)がありますが、駐車まで長時間お待ちいただく場合もあります。
また近隣道路は駐車禁止です。
なるべく公共交通機関をご利用ください。

●大阪・京都方面から
阪神高速3号神戸線 武庫川出口 / 名神高速道路 西宮出口で神戸方面に向い、そのまま国道43号線を神戸方面(西行き)へ。
夙川を越えて約300m先「西宮市大谷記念美術館」標識を左折。

●神戸方面から
阪神高速3号神戸線 西宮出口を出て、そのまま国道43号線「戎前」交差点をUターンし神戸方面(西行き)へ。
夙川を越えて約300m先「西宮市大谷記念美術館」標識を左折。
ホームページ
http://otanimuseum.jp/home/index.html
兵庫県西宮市中浜町4-38
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