タイトル等
細川家伝来の貴重書
平成14年度第4期展示
会場
永青文庫
会期
2003-01-14~2003-03-22
休催日
日・月曜日, 祝日(土曜日を除く)
開催時間
10:00~16:30(入館は16:00まで)
観覧料
大人 500(400)円
学生 300円
※( )内は10名以上の団体料金および65歳以上の料金
※会期中何回でも入館できるパスポート:大人1000円, 学生500円
主催者
永青文庫
概要
「本」ほどに、それを集めた人物の知的関心や興味のありか、趣味を雄弁に物語るものはありません。初代藩主・幽斎より現在まで約460年もの長い歴史を紡ぐ細川家には、数多くの書物が伝来しています。本展では、戦国武将でありながら和歌や古典文学などの王朝文化に深い造詣を示した幽斎の文学書、千利休の高弟として知られる三斎の茶書や、近代に十六代護立が蒐集したインキュナブラ(ヨーロッパで1500年以前に刊行された活字印刷本)の『世界年代記』など、当館初公開の書物を中心に、特に貴重な洋書、漢籍、和書を一堂に展示いたします。また現在、熊本大学付属図書館や慶應義塾大学附属研究所斯道文庫に寄託している書物が里帰りし、特別に展示公開されます。これらの貴重な「本」を通して、細川家の人々が学問、文化、芸能などに注いだ知識や関心の歴史をお楽しみください。

●主な展示作品
・『世界年代記』ハルトマン=シェーデル著(1493年 ニュルンベルク)
・『日本』フィリップ・フランツ・フォン・シーボルト著(1832・1852年)
・「敦煌本文選注」(唐時代)
・『方氏墨譜』方于魯編(明時代・万暦期)
・『皇明文海』顧嗣立編(清時代・1693年)
・『金瓶梅』(清時代・1695年)
・『源氏物語』細川幽斎写(桃山時代)
・『古今和歌六帖』細川幽斎写(桃山時代・1595年)
・『出雲風土記』(桃山時代・1597年)
・『数寄聞書』細川三斎編(江戸時代・1640年)
・『芥子園画伝』河南楼版(江戸時代・1784年)
・『香道蘭之園』鈴鹿周斎編(江戸時代)
ホームページ
http://www.eiseibunko.com/
展覧会問合せ先
永青文庫 Tel.03-3941-0850
会場住所
〒112-0015
東京都文京区目白台1-1-1
交通案内
●JR目白駅前より都営バス新宿駅西口行きにて、「椿山荘前」下車 徒歩5分
●東京メトロ 有楽町線「江戸川橋駅」下車 出口1aより徒歩15分
●東京メトロ 副都心線「雑司が谷駅」下車 出口3より徒歩15分
東京都文京区目白台1-1-1
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