タイトル等
愛しきものへ
塩谷定好 1899-1988
会場
島根県立美術館
会期
2017-03-06~2017-05-08
休催日
火曜日 ただし3月7日[火]、5月2日[火]は開館
開催時間
午前10時~日没後30分
(展示室への入場は日没時刻まで)
観覧料
当日券
一般/企画展:1,000(800)円、企画展・コレクション展セット:1,150(920)円
大学生/企画展:600(450)円、企画展・コレクション展セット:700(530)円
小中高生/企画・コレクション展セット:300(250)円

前売券
一般/企画・コレクション展セット:900円
※ ( )内は20名以上の団体料金
※ 小中高生の学校教育活動での観覧は無料
※ 身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方、及びその付添の方は観覧無料
※ 前売券は、ローソン各店(Lコード61697)、チケットぴあ窓口(Pコード768-083)、JRの主な駅、主な旅行会社、各プレイガイドにてお求めになれます
※ ミュージアム・パスポートでご覧いただけます

※本展覧会のチラシ及びポスターに記載のPコード(チケットぴあ登録コード)に誤りがございました。
お詫びとともに、下記の通り訂正させていただきます。
【誤】 Pコード 768-082
【正】 768-083
主催者
島根県立美術館、日本海テレビ、SPSしまね
協賛・協力等
協力:塩谷定好写真記念館
後援:朝日新聞松江総局、毎日新聞松江支局、読売新聞松江支局、産經新聞松江支局、日本経済新聞社松江支局、中国新聞社、山陰中央新報社、新日本海新聞社、島根日日新聞社、NHK松江放送局、TSK山陰中央テレビ、BSS山陰放送、エフエム山陰、山陰ケーブルビジョン
概要
「自然の心を私の心に重ねる」ように、山陰の風物を生涯写し続けた塩谷定好(1899-1988)。大正末から昭和初期に隆盛した絵画主義の写真「芸術写真」を代表する写真家です。
19世紀末から20世紀初頭にかけて欧米で隆盛したピクトリアリスム(絵画主義)は、日本で独自の発展を遂げ、豊かな成果をもたらしました。塩谷は、洋画壇の前衛的な作風を取り入れた「日本光画協会」に属し、「ヴェス単」の愛称で知られる小型カメラを愛用し、独特の白の滲みに味わいのある軟調描写で、眼前の日本海や山里などの身近な自然とそこに暮らす人々を写し出しました。印画にメディウムを塗り、油絵具や蝋燭の油煙で仕上げる手法を用いた塩谷作品の深い味わいは、多くの写真家たちの胸を打ち、写真雑誌に次々と掲載されて全国に名を馳せたのです。写真に対するその真摯な態度は、いくつもの神話を生み、写真の道に進んだばかりの植田正治にとって、まさに神様のような存在でした。
しかし、昭和10年頃から「新興写真」の名のもとにカメラの精緻な描写力をストレートに用いたモダン・フォトグラフィが一世を風靡すると、芸術写真は否定され、戦後のリアリズムなどの新たな潮流のなかで埋もれていったのです。多様な写真表現が展開される現在、芸術写真を再評価する機運が高まるなか、写真家・塩谷定好は、稀有の存在として再び注目されています。80年もの間大切に保存され、日の目を見ることのなかった貴重なコレクション約400点(作品約300点、資料約100点)によって、戦前の作品を中心に塩谷定好の全貌を公開します。
イベント情報
記念講演会「塩谷定好と〈芸術写真〉の時代(仮称)」
◎講師/飯沢耕太郎(写真評論家)
◎日時/3月19日(日) 14:00~ (13:30開場/約2時間)
◎会場/美術館ホール(190席)
※当日先着順《聴講無料》

美術講座「愛しきものへ 塩谷定好・奇跡の10年(仮称)」
◎講師/蔦谷典子(本展企画者・当館主席学芸員)
◎日時/4月23日(日)14:00~(13:30開場/約2時間)
◎会 場/美術館ホール(190席)
※当日先着順《聴講無料》

ギャラリートーク(担当学芸員による作品解説)
◎日時/3月12日(日)、3月26日(日)、4月1日(土)、4月22日(土)、4月30日(日)、5月3日(水・祝)
各日14:00~

ロビーコンサート
「山の陰を想ふ」中村好伸with岩本象一
Guitar&Percussion コンサート
◎日時/4月29日(土・祝)①13:00~ ②15:30~(各回30分)
◎会場/美術館1階ロビー(マイヨール ブロンズ横)※《鑑賞無料》
ホームページ
http://www.shimane-art-museum.jp/exhibition/2017/03/025023.html
会場住所
〒690-0049
島根県松江市袖師町1-5
交通案内
■ お車でお越しの方

●山陰自動車道を利用
山陰道「松江西ランプ」から約5分

●国道431号線を利用
「宍道湖大橋北詰」を右折、県道37号線へ →
宍道湖大橋を南進 →
国道9号線「袖師交差点」を南に直進 →
180m程先左折(向かいには日本海テレビビル・ガスト) →(A)

●国道9号線を利用
・米子方面から
国道9号線「袖師交差点」を左折 →
180m程先左折(向かいには日本海テレビビル・ガスト) →(A)

・出雲方面から
国道9号線から「嫁島町信号機」を右折 →
一つ目の信号を左折 →
1km程北進して右折(向かいには日本海テレビビル・ガスト) →(A)

(A)
日本海テレビビル(1階ガスト)向かいのJR高架下をくぐり、奥までお進みください。入口ゲートで駐車券を取って入庫してください。駐車場から美術館正面入口へは地下道をご利用ください。


■ 飛行機でお越しの方

●東京・大阪・福岡・名古屋・隠岐各地から
出雲縁結び空港 →空港連絡バス(約30分) →(B)

●東京から
米子鬼太郎空港 →空港連絡バス(約45分) →(B)

■ 高速バスでお越しの方

●東京・大阪・岡山・広島・福岡など各地から →(B)

■ JRでお越しの方

●東京方面から (新幹線利用)
JR東京駅から新幹線(約3時間20分) →JR岡山駅「特急やくも」(約2時間30分) →(B)

●大阪方面から
JR新大阪駅から新幹線(約50分) →JR岡山駅「特急やくも」(約2時間30分) →(B)

●九州方面から
JR博多駅から新幹線(約1時間40分) →JR岡山駅「特急やくも」(約2時間30分) →(B)

●東京方面から (特急利用)
JR東京駅から寝台特急「サンライズ出雲」(約11時間30分) →(B)

(B)
●JR松江駅から
・徒歩約15分
・松江市営バス「南循環線内回り」(約6分) →「県立美術館前」バス停下車

■ 一畑電車でお越しの方

●松江しんじ湖温泉駅から
観光ループバス「ぐるっと松江レイクライン」(約15分) →県立美術館前バス停
ホームページ
https://www.shimane-art-museum.jp/
島根県松江市袖師町1-5
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