タイトル等
企画展
浮世絵で楽しむ源氏物語
‐「偐紫田舎源氏(にせむらさきいなかげんじ)」の世界‐
会場
那珂川町馬頭広重美術館
会期
2017-01-20~2017-03-05
休催日
1月23・30日、2月6・13・20・27日
観覧料
大人 500円(450円) 高・大学生 300円(270円)
( )は20名以上の団体料金
※中学生以下は無料
※障がい者手帳等をお持ちの方とその付き添いの方1名は半額

毎月第3日曜日は家庭の日
中学生以下のお子様をお連れのご家族は観覧料が無料になります。
概要
「源氏絵」と聞いて多くの日本人がまず思い浮かべるのは、平安時代の小説『源氏物語』を絵画化した雅な絵巻かもしれません。
しかし、江戸時代後期に庶民の間で流行した「源氏絵」は、合巻『偐紫田舎源氏』(柳亭種彦作・歌川国貞(三代豊国)画)の場面や、その主人公、足利光氏を描いた浮世絵でした。
『偐紫田舎源氏』は、『源氏物語』を室町時代に置き替え、光氏の好色遍歴にお家騒動を絡めた物語です。文政12年(1829)に初編が刊行されるとたちまちベストセラーになり、次々と続編が作られていきました。その人気を受けて物語の場面や登場人物が錦絵にも描かれるようになったのです。
『偐紫田舎源氏』は、時の将軍徳川家斉の大奥生活を描いているのではという噂のためか、あるいは豪華すぎる本の故か、天保の改革の折に物語の結末を見ることなく絶版の処分を受けます。しかし、そんな事件にもかかわらず足利光氏の人気は衰えることを知らず、「源氏絵」はその後も多くの浮世絵師たちによって描かれ続けていきました。
本展では、『偐紫田舎源氏』の挿絵を担当した三代歌川豊国の代表的な「源氏絵」シリーズである「今源氏錦絵合」を中心に、さまざまな「源氏絵」をご紹介します。紫式部の書いた『源氏物語』とは少し違ったストーリーを味わいつつ、当時の若者に影響を与えた光氏の髪型や洒落た装いにも注目して「源氏絵」の世界をお楽しみ下さい。
イベント情報
ミュージアムトーク(展示解説)/1月21日(土) 午後1時30分から当館学芸員 ※要観覧料

十二単着装ショー/2月5日(日)午後1時30分から
協力/ハクビ京都きもの学院栃木校
ホームページ
http://hiroshige.bato.tochigi.jp/batou/hp/exp.html#290120
会場住所
〒324-0613
栃木県那須郡那珂川町馬頭116-9
交通案内
【電車・バス】
・JR氏家駅より 東野バス「馬頭行き」で約60分、「馬頭役場前」下車
・JR烏山駅より 那珂川町コミュニティバス 馬頭烏山線「馬頭行き」で約40分、「那珂川町役場前」下車
・JR西那須野駅より 東野バス「馬頭行き」で約60分、「馬頭役場前」下車

※那珂川町馬頭広重美術館へお越しの際は、開館時間[ 9:30~17:00 (入館は16:30まで) ]にお気をつけください。
※バス停「馬頭役場前」「那珂川町役場前」から那珂川町馬頭広重美術館へは、いずれも徒歩1~2分です。

【車】
・常磐自動車道 那珂インターより 1時間
・東北自動車道 矢板インターより 50分
・東北自動車道 宇都宮インターより 50分
ホームページ
http://www.hiroshige.bato.tochigi.jp/batou/hp/index.html
栃木県那須郡那珂川町馬頭116-9
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