タイトル等
特別陳列
見あげた空の向こうに
ー素描の魅力 竹喬ー
会場
笠岡市立竹喬美術館
会期
2017-02-11~2017-04-09
休催日
毎週月曜日(ただし、3.20は開館、3.21休館)
開催時間
9:30~17:00
(入館は16:30まで)
観覧料
一般500(400)円
高校生300(200)円
小中学生150(90)円
( )内は団体20名以上
笠岡市内の小中学校及び65歳以上は無料(年齢のわかるもの、笠岡っ子無料パスを呈示してください。)
概要
小野竹喬(1889-1979)は自然に接したとき、すぐにスケッチに取り掛かることはなく、対象の息づかいを感じ取るまでじっくり見つめます。ここから生まれる素描は、簡潔明快な表現であり、自然の微妙な様相を鮮やかに捉えたものです。竹喬芸術の魅力は完成作よりも却って素描の中にあると言われます。
竹喬の言葉に、「私は写生をする時、無心に近くなつているようである。ただ美しい対象に参つてしまつて、それに従つている。此の事を自分で、後から振り返つて見ると、苦しい事は苦しいが、救いの時間のような気がする。写生は楽しいのである。私は自然を見た時、線よりも色に心を引かれるので、素描立ちのものが割合に少なく、つい色を塗つてしまう」(昭和32年7月)とあります。
竹喬の素描の中には、広い自然を捉えたものもありますが、多くは身辺のささやかな自然です。そして、戦後の60代以降の素描には、四季の樹木を通して見あげた空が多く描かれています。
このたびの展覧会では、竹喬美術館が所蔵する素描の中から、「見あげた空の向こうに」という着眼による作例を70点選び、自然と向き合う竹喬の素直で生新な感性をお伝えしたいと思います。
また、素描に加えて、本展覧会に関連する本画や下絵などもあわせて展示します。
イベント情報
●講座「素描を通して分かる画家の真価」 上薗四郎(当館館長)
3月5日(日曜日)13:30~15:00

●学芸員によるギャラリートーク
2月12日(日)、3月19日(日) 13:30~14:30
詳細は美術館にお尋ねください。(0865-63-3967)
ホームページ
https://www.city.kasaoka.okayama.jp/soshiki/30/miagetasoranomukouni.html
会場住所
〒714-0087
岡山県笠岡市六番町1-17
交通案内
山陽自動車道 笠岡I.C.から 15分

JR山陽本線 笠岡駅から
・タクシー 5分

・徒歩 25分

・笠岡駅前4番のりば
神島(こうのしま)循環 / 乗時(のりとき)行き / 美の浜(みのはま)行き
「市民会館・竹喬美術館前」下車すぐ
所用5分・150円
ホームページ
https://www.city.kasaoka.okayama.jp/site/museum/
岡山県笠岡市六番町1-17
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