女性ポートレートや花の作品などで知られる写真家・秋山庄太郎(1920-2003)。戦後写真界の第一線で活躍するかたわら、絵画をはじめとする美術品を好んで蒐集し、自身のスタジオやアトリエに飾ってたのしんでいました。
「絵画は精神の糧である」と語る秋山にとって、これらの美術品は人生を豊かにし、写真家としての創作の源泉にもなるものだったといえるでしょう。
本展では、秋山が蒐集した絵画・彫刻・陶芸などから、身近に飾っていた作品を中心に展示。写真家が愛した、知られざる美術品コレクションの一端をご紹介します。