【右も左もパロディづくし! 機知と批評の技を呼び戻せ】
1960年代から日本のアーティストが頻繁に実践し、70年代に入るとテレビや雑誌などを通じて社会的に流行した「パロディ」。ありとあらゆる文化がパロディに染まったこの現象は、モダンとポストモダンの隙間に開花した徒花(あだばな)であったのか?そもそもパロディとは何なのか?無事に開催できるのか?日本語として定着し、それでいてなお不明瞭であり続けるパロディという技術または形式に、あえて時代を区切って生々しく具体的に迫ります。絵画やイラスト、めったに見られない漫画原稿や貴重なテレビ映像、裁判記録など、珍しい出品作品にもご期待ください。