タイトル等
華麗なるノリタケの挑戦
オールドノリタケから現代のマスターピースコレクションへ
会場
茨城県陶芸美術館
会期
2016-10-01~2016-12-11
休催日
月曜日(ただし10月10日(月)は開館、翌11日(火)休館)
開催時間
午前9時30分~午後5時
入場は午後4時30分まで
観覧料
一般820(670)円/高大生620(510)円/小中生310(260)円
※( )内は20名以上の団体料金。満70歳以上の方、障害者手帳、療育手帳をお持ちの方及び付き添いの方(ただし1人につき1人まで)は無料。土曜日は高校生以下無料。

11月13日(日)県民の日は入場無料

茨城県北芸術祭相互割引
茨城県北芸術祭(2016年9月17日-11月20日)の「作品鑑賞パスポート」をご提示いただいた方は、本展を団体割引料金でご覧になれます。また本展チケットをご提示いただくと、茨城県北芸術祭の個別観覧料を100円引き、または「作品鑑賞パスポート」を前売料金で購入できます。
主催者
茨城県陶芸美術館
協賛・協力等
特別協力=(株)ノリタケカンパニーリミテド
概要
「ノリタケ」の名で広く知られるノリタケカンパニーリミテドの起源は、森村市左衛門と豊(とよ)兄弟が、明治初期にはじめた日米貿易にさかのぼります。1876年(明治9)、二人は東京銀座に「森村組」を創業、同年豊は渡米しニューヨークに友人らと「日の出商会」を設立、森村組が輸出する日本の骨董品や陶磁器類など雑貨品の販売を手がけました。1878年(明治11)、豊は独立して「日の出商会モリムラブラザーズ(後のモリムラブラザーズ)」を新たに設立、森村組のアメリカにおける販売拠点として、陶磁器を主力商品に業績を拡大していき、オリジナルの陶磁器作りも始めました。

森村組はアメリカでの需要に応えるため、瀬戸の窯元から仕入れた素地に、各地の優れた画工に画付けさせた陶磁器を輸出していましたが、やがてそのデザインを日本風のものからアメリカ人好みの西洋風へと転換。さらにニューヨークに図案部を新設して日本からデザイナーを送り、現地の流行に直接触れながらデザインを描かせ、それを日本の森村組が製品にして輸出するというシステムを確立します。こうして事業を拡大した森村組は1904年(明治37)、名古屋「則武(のりたけ)」の地に、素地の製造から画付けまでを手がける本格的な洋食器の製造工場を建設、「日本陶器合名会社」を創立しました。以後今日まで、地名を冠した「ノリタケチャイナ」は世界中に輸出されるとともに、日本の洋食器産業をリードし続けています。

本展では、(株)ノリタケカンパニーリミテド(1981年「日本陶器」から社名変更)の特別協力のもと、今日オールドノリタケとして知られる明治~大正期の輸出用の華麗な花瓶や飾皿、そのデザイン画をはじめ、時代とともに変遷する様々なテーブルウェア、そして現代の粋を凝らしたマスターピースコレクションまで、110年にわたり続けられているその華麗なる挑戦の歩みを、同社所蔵品により紹介します。
イベント情報
講演会
「ノリタケ110年のあゆみ」
日時=平成28年10月22日(土) 13:30~15:00
会場=当館1階多目的ホール(聴講無料)
講師=中井宏美氏(ノリタケミュージアム学芸員)
定員=120名(先着順)

ワークショップ
「マグカップに切り絵!?~ 転写紙絵付に挑戦しよう~」
陶磁器の絵付けに使われる転写紙。7色の色紙状の転写紙を切って貼り付け、オリジナル模様のマグカップを作るワークショップです。作品はワークショップ終了後、焼成し、参加者へ直接お送りします。
日時=平成28年10月23日(日)
午前の部 10:00~11:45
午後の部 13:00~14:45
会場=当館地階オープンギャラリー
講師=中井宏美氏(ノリタケミュージアム学芸員)
定員=各回とも20名 対象=小学生から大人まで
申込方法=電話またはFAXにて事前申込(先着順)
9月21日(水)午前9時より申込受付開始
電話0296-70-0011/FAX0296-70-0012
参加費等=材料費の一部(マグカップの送料含む)として1800円、及び企画展チケットが必要です。
※詳細はお問い合わせ下さい。

担当学芸員によるギャラリートーク
日時=平成28年11月5日(土)・11月26日(土)
いずれも各13:30~
※企画展チケットが必要です。

呈茶会
日時=11月13日(日)
10:30~15:00(10:00受付開始)
会場=当館地階オープンギャラリー
呈茶券=500円(先着80名)
主催=茨城県陶芸美術館友の会
ホームページ
http://www.tougei.museum.ibk.ed.jp/exhibition/noritake2016/index.html
会場住所
〒309-1611
茨城県笠間市笠間2345(笠間芸術の森公園内)
交通案内
[電車]
・JR常磐線で上野駅~友部駅 (特急70分)
・友部駅でJR水戸線に乗り換え笠間駅(9分)下車
・笠間駅からタクシーを利用して5分
・友部駅から笠間市内観光周遊バス (料金100円 ※平成20年4月1日~)で20分

[車]
・北関東自動車道 友部インターから10分、笠間西インターから15分
・常磐自動車道 岩間インターから25分、水戸インターから30分

[高速バス]
茨城交通高速バスで秋葉原駅~やきもの通り、または笠間駅(120分)下車
※平成24年6月1日より運行、1日4便

かさま観光周遊バス
※運行日は月曜日(祝日の場合は翌日)を除く毎日です。
※乗車定員制(36名)のため、お乗りいただけないこともあります。
ホームページ
https://www.tougei.museum.ibk.ed.jp/
茨城県笠間市笠間2345(笠間芸術の森公園内)
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