タイトル等
自然、その奥を見つめて
荒蒔邦弘展
会場
常陽藝文センター
藝文ギャラリー
会期
2016-11-30~2017-01-29
前期 平成28年11月30日(水)~12月27日(火)
後期 平成29年1月5日(木)~1月29日(日)
休催日
毎週月曜日、12/4(日)、12/29(木)~1/4(水)
開催時間
AM10:00~PM5:45
観覧料
入場無料
主催者
公益財団法人常陽藝文センター
概要
公益財団法人常陽藝文センターでは郷土作家展シリーズ第245回として、「自然、その奥を見つめて 荒蒔邦弘展」を開催いたします。
雪景や身近な何気ない自然を捉えた瑞々しい作品に定評がある洋画家・荒蒔邦弘さんは、目にした風景の色彩に心を動かされて絵を描くといいます。写実を貫き、対象の奥深くまで捉えて描く為に現場でのスケッチを大切にしています。そのスケッチを基に構図を練り、季節ごとに変わる風景の微妙な光や空気の質感、そして荒蒔さんの心を捉える自然の色彩を自身の中に取り込み浄化して作品に昇華していきます。写実的で抑制された穏やかな色調が端正な構図と相俟って、洗練された印象を残す作品です。
荒蒔さんは、独学で公募展などに出品を続けることで油彩画の技術を習得してきました。定着までに時間のかかる油彩絵具は描き直しや描き足しが自由に出来、混色次第で独自の美しい色彩を造り出す事が可能です。荒蒔さんは油彩絵具自体のこうした特長に魅力を感じつつ、さらに自身の画風を深める為に一時期、点描での表現に取り組みました。点描とは、点やきわめて小さな短い筆触で絵具を画面に置くようにして描く、パレット上では混色しない描法です。やがて点描の技法を荒蒔さん流に崩して変化させ、点の筆触を面に広げて描くようになります。例えば山の稜線を描く場合にも線を引かずに、面を重ねて描き出します。キャンバスにごく薄く溶いた油彩絵具で大まかに面を描き、拭いたり削ったりしては、その上にまた面を重ねることを繰り返して風景の奥行きや陰影を出して描いていきます。その作品は高く評価され、平成18年には一水会賞を受賞し、平成28年には一水会委員推挙を受けました。
今展では荒蒔さんの点描画2点を含めた優品16点を、二期に分けて展示いたします。
ホームページ
http://www.joyogeibun.or.jp/tenji/index.html
会場住所
〒310-0011
茨城県水戸市三の丸1-5-18 常陽郷土会館内
交通案内
水戸駅北口より徒歩8分
常磐自動車道水戸ICより約20分
北関東自動車道茨城町東ICより約18分
ホームページ
http://www.joyogeibun.or.jp/
茨城県水戸市三の丸1-5-18 常陽郷土会館内
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