タイトル等
巨樹の声を聴け
石村雅幸 展
会場
常陽藝文センター
藝文ギャラリー
会期
2016-10-05~2016-11-27
休催日
毎週月曜日
10月31日~11月1日
開催時間
AM10:00~PM5:45
観覧料
入場無料
主催者
公益財団法人常陽藝文センター
概要
公益財団法人常陽藝文センターでは郷土作家展シリーズ第244回として、「巨樹の声を聴け 石村雅幸展」を開催いたします。
日本画家・石村雅幸さんは高校時代、緻密なペン画を描きイラストレーターに憧れていました。その頃に観た日本画の展覧会に衝撃を受けて大学で日本画を専攻、その奥深さに魅せられます。卒業制作以来、日本の古建築を真正面から見据えた堂々たる構図で描き、元来得意としてきた細密な描写で院展に入選を重ねました。しかし、「もともと人の手で美しく作られた建築を絵に描く意味はなんなのだろう」と自問するようになり、自然の造形などに惹かれていた巨樹に画題を変更しました。
石村さんの制作は描く対象の巨樹を探すところから始まります。数ヶ月かけて各地を巡り、前に立ったときに感じるエネルギーに共感すると、巨樹とその場の気を写し取るために現場に通い詰めて写生します。できるだけ対象近くから、見上げるように一日に8、9時間、2週間以上かけて行う写生は、それだけで一つの作品となるような精密かつ詳細な描写です。巨樹の迫力が強すぎると、写生をしているうちに命を取り込まれてしまうような心地になることさえあるといいます。写生後は、下図さらには本画に膨大な量の葉や樹皮を一片ずつ写し、線を再び描き起こしていきます。圧倒的な質量の工程を経て描き出される巨樹の迫力には、古代人が自然に対して抱く畏れや強き父性への憧れが込められています。
今展では初期から近作までの制作の変遷を辿る優品13点を二期に分けて、前期は古建築を題材にした初期の作品を中心に、後期は巨樹の作品を展示します。 公益財団法人常陽藝文センター
会場住所
〒310-0011
茨城県水戸市三の丸1-5-18 常陽郷土会館内
交通案内
水戸駅北口より徒歩8分
常磐自動車道水戸ICより約20分
北関東自動車道茨城町東ICより約18分
ホームページ
http://www.joyogeibun.or.jp/
茨城県水戸市三の丸1-5-18 常陽郷土会館内
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