花鳥画、人物画、風景画、挿絵、版画、おもちゃシリーズ-。
多様なジャンルの作品制作を行う小布施出身の日本画家、中島千波(1945~)。千波の作品を、当館のすべての展示室を使って展示する展覧会です。
これまで様々な角度やテーマから画家の作品を紹介してきましたが、本展ではサブタイトル「花・彩時季」にあるように、人気のある「花」の作品を中心に展示いたします。屏風に描く桜、牡丹、花菖蒲、椿、紅葉等の17作品のほかに、四季折々の花とおもちゃシリーズとその花のデッサン、木版画の花々など、新作を含め約120点の作品は、ほとんどが花の作品という、豪華絢爛でにぎやかなラインナップとなります。
桜や牡丹はもちろんのこと、これまで描いてきた花は数知れず存在します。中島千波にしか描けない、本物よりも本物らしい、生き生きとした花の作品の数々をどうぞご高覧ください。