タイトル等
おとろえぬ情熱、走る筆。
ピエール・アレシンスキー展
会場
国立国際美術館
地下1階講堂
会期
2017-01-28~2017-04-09
休催日
月曜日 ※ただし、3月20日(月・祝)は開館し、翌日休館します。
開催時間
午前10時~午後5時
金曜日は午後7時まで
(入場は閉館の30分前まで)
観覧料
一般900円(600円)/大学生500円(250円)
( )内は20名以上の団体料金 高校生以下・18歳未満、心身に障害のある方とその付添者1名無料(証明できるものをご提示願います)
同時開催の「クラーナハ展_500年後の誘惑」もご覧いただける、お得な共通チケット(1.900円)を販売します(1月28日[土]から4月9日[日]まで。国立国際美術館の窓口でお買い求めください(当日券のみの販売となります)。
主催者
国立国際美術館、毎日新聞社
協賛・協力等
後援:ベルギー大使館 協力:ヤマトロジスティクス株式会社、日本貨物航空株式会社、ダイキン工業現代美術振興財団
概要
ピエール・アレシンスキー(1927年生まれ)はベルギーに生まれ、第2次大戦後、ベルギー、オランダ、デンマークの若い作家たちが結成した前衛芸術グループ「コブラ」に参加して本格的な作家活動を始めました。「コブラ」の作家たちは、子供の絵などに触発され、主義主張に捕らわれない自由を何よりも大切にして、それぞれのスタイルで制作を展開します。短い「コブラ」の活動のなかでアレシンスキーは、線の要素を主にした抽象的な絵画を自らの個性にして、間もなくパリで東洋の書道芸術を発見します。とりわけ体全体を使って床に置いた紙に墨で書く、当時湧き起った日本の前衛書道の奔放さに共感を覚え、1955年には来日して書家の森田子龍らと交流し、映画『日本の書』を作りました。日本滞在も刺激となり、生来の優れたデッサン力を生かしたアレシンスキーの絵画は、西欧の重厚な油彩画から抜け出し、墨、水彩、アクリル絵具などを用いて、軽快で自在な線描を軸に豊かな展開を見せてきました。コマ割りにした画面に海、樹、人間、怪物など、多彩な形を表しながら、画家が見、経験した世界のあらゆる側面が集められるとともに、その個性は、版画も交えた幾種もの技法を駆使して、いまなお限りない変奏をかなでています。
90歳を迎えるアレシンスキーの奔放自在な筆の勢いは依然衰えることを知りません。ベルギーを代表し戦後のヨーロッパ絵画に大きな足跡を残すこの画家を、初期から最新の大作約80点をもって紹介する本展は、日本・ベルギー友好150周年を記念する日本で最初の大規模な回顧展です。
イベント情報
講演会 2月18日 |土| 14:00~
会場:国立国際美術館 地下1階講堂
講師:山梨俊夫(国立国際美術館 館長)
※参加無料 ※先着130名 ※当日10:00から整理券を配布します。
・詳細が決まり次第、国立国際美術館ホームページに掲載します。

ギャラリー・トーク 3月4日 |土| 14:00~
会場:国立国際美術館 地下2階展示室
講師:中井康之(国立国際美術館 学芸課長)
※参加無料(要観覧券) ※当日13:30から聴講用ワイヤレス受信機を貸し出します。(先着90名)
ホームページ
http://www.nmao.go.jp/exhibition/2017/alechinsky.html
会場住所
〒530-0005
大阪府大阪市北区中之島4-2-55
交通案内
電車をご利用の場合

■京阪
中之島線 渡辺橋駅(2番出口)より 南西へ徒歩約5分
淀屋橋駅(7番出口)より土佐堀川を越え 西へ徒歩約15分

■地下鉄
四つ橋線 肥後橋駅(3番出口)より 西へ徒歩約10分
御堂筋線 淀屋橋駅(7番出口)より 土佐堀川を越え西へ徒歩約15分

■JR
大阪環状線 福島駅 / 東西線 新福島駅(2番出口)より 南へ徒歩約10分
大阪駅より 南西へ徒歩約20分

■阪神
福島駅より 南へ徒歩約10分

■阪急
梅田駅より 南西へ徒歩約20分

バスをご利用の場合

■中之島ループバス「ふらら」
淀屋橋駅(4番出口) 西へ100メートル 「淀屋橋」(土佐堀通/住友ビル一号館前)より 「市立科学館・国立国際美術館前」下車すぐ

■市バス
JR大阪駅前より53号・75号系統で「田蓑橋」下車、南西へ徒歩約3分

※美術館には専用駐車場はありません。
ご来館は、電車・バス等をご利用ください。
心身に障害のある方で車でのご来館を希望される場合は、美術館北側の有料駐車場をご利用いただきますようお願いします。
ホームページ
http://www.nmao.go.jp/
大阪府大阪市北区中之島4-2-55
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