タイトル等
Chaosmos5
一粒の砂に世界を見るように
会場
佐倉市立美術館
会期
2017-03-01~2017-03-28
休催日
月曜日(ただし3月20日は開館)、3月21日
開催時間
10:00~18:00
(入館は17:30まで)
観覧料
一般800円(640円)、大学・高校生600円(480円)、中・小学生400円(320円)、未就学児無料
*( )内は前売り及び20名以上の団体料金[前売り券は、佐倉市民音楽ホール、(公社)佐倉市観光協会、JR佐倉駅前観光情報センター、ときわ書房志津ステーションビル店にて2月28日まで発売] *佐倉市在住の中・小学生には、学校を通じて、同伴者1名の無料券付観覧パスポートを配布します。 *障害者手帳を持参の方と、その介助者1名は無料です。
主催者
佐倉市立美術館
協賛・協力等
協賛:株式会社エッシェンバッハ光学ジャパン
概要
当館では、平成6(1994)年の開館当時より、運営方針の一つである「現代美術の紹介」を目的としたシリーズ企画「チバ・アート・ナウ」を開催してきました。同展は、千葉県の美術状況を紹介すると共に、分かりにくいとされる同時代の美術への理解を深めていただくためのものでした。平成15(2003)年度からは、出品作家を県外からも招くことで、より客観的な位置に視点を置いたシリーズ企画「カオスモス」に移行しました。カオスモスとは、「カオス(混沌)」と「コスモス(宇宙、秩序)」を合体させた造語ですが、この言葉の示すように、様々な思想や様式が融合し、分裂していく今日の美術の状況を報告すると共に、それらがどこへ向かっているのか、鑑賞者と共に考える企画でありたいと考えております。
近年、西欧の現代美術等の影響により、巨大な絵画や彫刻が制作されることは珍しいことではなくなりましたが、その一方で、ジョセフ・コーネル(Joseph Cornell/1903-1972)の箱型の作品のように、両手で抱えられるほどのサイズながら、作家の世界観が凝縮したといえるような作品も少なからず存在します。本展では、限られたサイズや色、時間の中に作家の意図が凝縮されたといえる表現についてご紹介いたします。古来、東洋では閉じられた小世界の内に宇宙を見るという「壺中天」(壺の中の別世界)や「洞天福地説」(洞窟の中の別天地)等の心的傾向があります。ある寸法や時間の中にこめられた作家独自のエッセンス(本質)を是非、お楽しみいただければと思います。
イベント情報
〇記念講演会 「工芸とアートと~自在置物を通して」
講師:満田晴穂氏(自在置物作家)、池内務氏(レントゲンヴェルケ代表)
3月20日(月・祝)14:00より 4階ホール/無料/定員90名(先着順)
※自在置物とは金属によって龍や蛇、昆虫等を写実的につくるだけでなく、その動きを再現できるように関節等が動かせるようになっている置物。明治期の工芸技術の粋が集められたものでしたが、その技術は現代にもごく少数であるが、受け継がれている。
お申込みはハガキに住所、氏名、電話番号、人数をご明記の上、〒285-0032千葉県佐倉市新町210番地 佐倉市立美術館講演会係まで(FAX:043-485-9892宛でも可)。

〇学芸員によるギャラリートーク
3月11日(土)、3月25日(土) 14:00より 3階展示室/無料/申込不要*参加には観覧券が必要です。

〇ボランティアによる対話型鑑賞会「ミテ・ハナソウ・カイ」
3月26日(日) 11:00と14:00より 1階ロビー集合/無料/申込不要*参加には観覧券が必要です。

〇ミュージアムコンサート[協力:佐倉楽友協会]
3月19日(日) 14:00より 1階ロビー/無料/申込不要
ホームページ
http://www.city.sakura.lg.jp/sakura/museum/exhibition/chaosmos16htm.html
会場住所
〒285-0023
千葉県佐倉市新町210
交通案内
・京成佐倉駅南口より 徒歩8分 または 「JR佐倉駅方面行」バスで「佐倉市立美術館」下車すぐ

・JR佐倉駅北口より 徒歩20分 または 「京成佐倉駅行」か「田町車庫行」バスで「二番町」下車すぐ
※<市役所経由>の場合「宮小路町」下車 徒歩5分。

・東関東自動車道「佐倉IC」より約5km・15分、美術館向かいに佐倉市駐車場あり(無料)
ホームページ
https://www.city.sakura.lg.jp/section/museum/
会場問合せ先
043-485-7851
千葉県佐倉市新町210
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