タイトル等
三人の人間国宝による色絵磁器
― 十三代 今泉今右衛門、十四代 今泉今右衛門、藤本能道 ―
会場
資生堂アートハウス
会期
2016-07-12~2016-09-25
休催日
月曜日 (月曜日が祝祭日の場合その翌日)
夏期休館=8月15日(月)―18日(木)
開催時間
10:00~17:00
入館 16:30まで
観覧料
無料
概要
資生堂アートハウスでは、「色絵磁器 (いろえじき)」の技法で重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定された、十三代 今泉今右衛門(一九二六―二〇〇一)、十四代 今泉今右衛門(一九六二― )、藤本能道(一九一九―一九九二)による作品展を開催いたします。
「色絵磁器」は素焼きした磁器の表面に釉薬をかけ、高温で本焼した後に上絵具を用いて文様を描き、再び焼成して仕上げた焼物です。中国の明時代に隆盛し、わが国においては一七世紀初めから制作が始まりました。その後、有田、鍋島、柿右衛門、九谷などにおいて発展し、多種多様な作品が今日に至るまで生みだされています。
本展では、色鍋島の伝統を継承、発展させた十三代 今泉今右衛門、その気品を継承しつつ、清新な感覚により溌剌とした魅力に満ちた現代の色鍋島を展開する十四代 今泉今右衛門、また、上絵具を混色する技法を導入し、写実的な作風を確立した藤本能道の三名に焦点をあててご紹介いたします。
十三代 今泉今右衛門と藤本能道は、資生堂が一九七五年から一九九五年にかけて主催した「現代工藝展」のメンバー、十四代 今泉今右衛門は、二〇一五年から資生堂が主催している「工藝を我らに」展のメンバーであり、今回はアートハウスの収蔵品から約三十五点を出品いたします。

本年は、有田においてわが国で初めて磁器が焼かれてから四〇〇年にあたる記念の年でもあり、現代における色絵磁器の逸品をご覧いただけるまたとない機会となります。
イベント情報
対談「有田焼四百年と今右衛門」
ゲスト:十四代 今泉今右衛門氏 (重要無形文化財保持者「色絵磁器」)
熊倉功夫氏 (MIHOミュージアム館長、静岡文化芸術大学前学長)
日時:7月24日(日) 14:00―15:30
会場:掛川グランドホテル
定員:100名、要申込 (電話受付・先着順)
※聴講料無料

子どものためのワークショップ
「日本画を描く、うちわ絵を描く」
講師:古賀文子 (日本画修復家)
日時:8月6日(土)・7日(日) 13:00―16:00
会場:資生堂アートハウス
定員:各日10名 (小学校4年生―中学生)
申込期間:電話受付・7月1日(金)―26日(火)
教材費:500円
小村雪岱の団扇絵にちなみ、日本画で描いた団扇を創ります

学芸員によるギャラリートーク
日時:7月22日(金)、23日(土)・8月26日(金)、27日(土)・9月16日(金)、17日(土) 14:00より 約30分間 ご自由にご参加ください

● 詳しいお問い合わせは資生堂アートハウスまで
ホームページ
http://www.shiseidogroup.jp/art-house/exhibit/project.html
会場住所
〒436-0025
静岡県掛川市下俣751-1
交通案内
JR「掛川駅」下車、南口より タクシーで5分、徒歩25分。

バス「掛川駅」南口より、市街地循環線(南回り)、「資生堂アートハウス 入口」下車。
※「掛川駅」南口からの所要時間は、下車後の徒歩を含め、約15分。

東名高速 「掛川IC」より車で7分。 新東名高速 「森掛川IC」より車で30分。
ホームページ
https://www.shiseidogroup.jp/art-house/
静岡県掛川市下俣751-1
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