タイトル等
開館20周年記念特別展
昭和の洋画を切り拓いた若き情熱
1930年協会から独立へ
会場
田辺市立美術館
会期
2016-07-09~2016-08-28
休催日
毎週月曜日(但し7月18日は開館)・7月19日(火)・8月12日(金)
開催時間
午前10時~午後5時
入館は午後4時30分まで
観覧料
一般 600円(480円)
( )内は20名様以上の団体割引料金
※学生及び18歳未満の方は無料です。
主催者
田辺市立美術館
協賛・協力等
企画協力=公益財団法人 日動美術財団
協力=公益財団法人 脇村奨学会
概要
大正期にフランスへ渡って西洋の絵画を学んだ画家たち、前田寛治、佐伯祐三、里見勝蔵、木下孝則、小島善太郎の5名によって、留学の成果を発表すべく1926(大正15)年に1930年協会は結成されました。間もなく公募展を主宰し、研究所を開設するなどの活動を展開すると、急速に若い画家たちの支持を集め、新しい洋画の表現を切り拓く意欲的で斬新な作品が発表される場となり、洋画界に旋風を起こしました。
しかし、佐伯がパリで客死し、前田も病床に臥せるようになり、木下が再び渡欧するといった出来事が重なり、奇しくもその名に冠していた1930(昭和5)年に組織は消滅してしまいます。短い期間で終止符が打たれた1930年協会ですが、その存在は日本の近代美術史上に忘れがたいものとなり、その運動の発展した独立美術協会は以後も大きな影響力をもって洋画界を牽引し続けました。
1930年協会の結成から90年を迎えることを機に、一時代を築いた洋画家たちの秀作を一堂に展観します。
イベント情報
記念講演会
「佐伯祐三と1930年協会」
三谷 渉 (当館学芸員)
7月23日(土)

「前田寛治と1930年協会」
林野雅人 (鳥取県立博物館学芸員)
8月6日(土)

いずれも午後2時より | 田辺市立美術館研修室
※観覧料のみ必要・手話通訳もつきます

記念演奏会
近代フランスのヴァイオリン音楽
松田淳一 (Vn)・松田淳子 (P)
ツィガーヌ (M.ラヴェル作曲)、ヴァイオリン・ソナタ (F.プーランク作曲)他
8月20日(土) 午後7時開演
田辺市立美術館エントランスホール
※無料ですが予約が必要です (小学生以上・先着80名)。
※7月30日(土) 午前10時から電話(0739-24-3770)にて予約の受付を開始します。
ホームページ
http://www.city.tanabe.lg.jp/bijutsukan/exhibitions/160709_1930kyoukai.html
会場住所
〒646-0015
和歌山県田辺市たきない町24-43
交通案内
「JR紀伊田辺駅」・「JR白浜駅」・「南紀白浜空港」から明光バスで、
「南和歌山医療センター前」または「新庄紀南病院前」下車、徒歩5分。
ホームページ
https://www.city.tanabe.lg.jp/bijutsukan/
和歌山県田辺市たきない町24-43
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