彫刻家の古屋一弘(1959~ )は、当館において開催した若手作家のグループ展「次代への表現展」の出品作家です。本展は「次代への表現展」から出発した作家のその後に注目し、さらなる発展を期待する展覧会です。
東京藝術大学大学院美術研究科彫刻専攻を修了後、個展やグループ展などで作品を発表し続けている古屋一弘。美術館では今回が初の個展開催となります。
おぶせミュージアム・中島千波館へお越しいただくと、まず最初に出会う作品が古屋一弘の「東へ」。インパクトのある作品と一緒に記念撮影をされる方が多くいらっしゃいます。
今回は石を題材に小品から大作まで約40点を展示し、石という素材ならではの味わいや魅力を、美術館の中と外で展開します。